豊島岡女子学園 志望校対策


傾向と対策

算数(50分/100点)

 基本的な一行問題から後半に向けて難度が上がるオーソドックスな問題構成といえます。 後半は思考力や発想力が求められる問題も出題されるため、バランスの取れたタイプが向いているといえます。

豊島岡女子学園 グラフ

豊島岡女子学園 表

国語(50分/100点)

 説明文と物語文の典型的な問題構成となっています。 とくに長い記述が設問としてあるわけではないので、かなり高得点の争いとなることが必至です。 文章の細部まで読み込むこと力が求められます。

理科(社会と合わせて50分/50点)

 物理と化学の計算問題に加えて、生物・地学と各分野が広くまんべんなく出題されています。 知識問題はもちろん、計算分野が得意なお子さんが向いています。

社会(理科と合わせて50分/50点)

 時事問題を含めて、地理・歴史・公民とバランスよく出題されています。 細かい知識が定着していて、暗記問題が得意なタイプ向きです。 /p>

教科別学習法

算数

 女子校の中ではかなりの難度の高い問題構成となっています。 それでも合格者平均得点が7割弱ということからも、志望するお子さんのレベルの高さがわかります。 他の上位校とは違い、必ずしも図形一辺倒ではなく、条件整理や場合の数なども例年のように出題されています。 平面図形は動きを考える点の移動や、図形の移動、立体図形は体積・展開図など、幅広く確実に定着させておきまし ょう。

 かなり高得点の争いになっているだけあって、容積と水位、相似比、面積比については基本・標準レベルの学力が定 着していないとかなり厳しいといえます。 条件整理と場合の数は必須事項といえます。応用レベルの出題がある図形は、まずは平面図形か立体図形のどちら かに集中的に取り組むことをおすすめします。 特殊算もいろいろなタイプの問題が出題されています。最初はテキストにある典型的な問題を定着させることに専念し、 ワンランク上の問題を解けるようにしておきましょう。

 容積と水位をはじめ、回転体の体積・表面積や規則性、数の性質などで高得点を狙いましょう。 場合の数と条件整理は男子上位校のレベルまで確実に解けるようにしておくと良いでしょう。

国語

 これまでは、説明文と物語文の大問2問で構成される出題形式でした。 説明文は高い語彙力が求められ、内容も言語論から芸術論、武士道についてまで、様々なテーマからの出題となって おり、日ごろから数多くの説明文に触れておくことが重要になります。 比喩や抽象表現が具体的に何を表しているかを問う問題が頻繁に出題されるので、類語を増やしていくことを意識し ながら語彙力を強化し、表現力を豊富にしておくことが読解問題攻略のカギとなります。 とくに同校の場合、難度の高い語彙が求められますが、文章の構成を確実に把握できる力を備えていれば、対応する ことは可能です。 難しい文章でも、落ち着いて粘り強く臨む姿勢があれば、合格ラインは超えられるはずです。 物語文は話の展開や心情の流れが理解しやすい文章が頻繁に出題されます。 ただし、その場合でも、言葉の置き換えや、比喩表現が指す内容を正確に把握する力が求められるので、細かな表現 だけにとらわれず、文章全体の構成に注意しながら読む意識で問題を解くことが重要です。 場面の移り変わりに注意して、登場人物の心情の変化を捉えて読み進めましょう。選択肢の文章が長く、5択である記 号選択問題が特徴的ですが、出題の形式に関係なく、「比喩や抽象表現が何を意味しているか」を適確に把握する能 力が求められるので、日ごろから訓練を重ねましょう。 文章の中で、同じ意味を持つ表現を見つけては、その箇所を書き出す練習をすると効果的でしょう。 語彙レベルの高い文章に慣れるため、桜陰の説明文を解くことも有効です。 長い文章の選択肢問題の対策として、聖光学院の記号選択問題などを演習に取り入れると良いでしょう。

理科

 物理・化学分野の中から計算問題が毎年1題は出題されています。 「四捨五入して小数第1位まで」という条件つき形式の出題となっています。 特に、溶解度や気体の発生などの化学分野を繰り返し練習しておくことが重要です。 社会と合わせた試験時間ということもあり、時間配分が非常に重要なポイントになります。 近年上位校で見られる記述形式の問題が出題されるわけでもなく、知識問題も標準レベルなだけに、入試対策を確実 に進めれば、理科が苦手な受験生でも合格点を取ることが可能です。

社会

 毎年、出題内容に偏りがありますが、記号選択を中心とした標準レベルの問題です。 実質の解答時間が25分ということを考えても、各問題の文章も適切な長さであるといえます。 用語を答える問題では漢字指定の出題形式となっています。 歴史で登場する人物名や地名などを漢字で正確に書ける練習をしておきましょう。

塾別志望校対策

 日能研 
算数

 カリキュラムテストだけでなく、特に6年生の夏以降は分野別にとらわれずに総合力養成を最優先課題としましょう。 速さや数の性質などで周期を考えるような融合問題を『銀本』から選択して演習量を確保しましょう。

国語

語彙レベルの高い表現について言い換えを問う問題はカリキュラムテストやセンター模試ではほとんど見かけません。 『本科教室』の「段落構成」の解説がとても参考になるので活用しましょう。 文章を俯瞰的に見る訓練になります。 また過去問演習では、桜蔭の問題を取り入れることで、語彙を増やす学習につながります。 記号選択問題はカリキュラムテストやセンター模試で出題された問題の選択肢を見比べるなどしましょう。

理科

 カリキュラムテストだけでは物理や化学分野の計算問題は対応できません。 塾からもらった教材を一通りマスターしたら、『銀本』などでレベルの高い問題の演習に取り組みましょう。

社会

 『歴史と地理はカリキュラムテストの復習を徹底的に行い、『メモリーチェック』に出てくる言葉は漢字で書けるように練 習しておきましょう。 時事問題も出題されるので、注意しておきましょう。毎日のニュースや新聞にはしっかりと目を通しておきましょう。

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 サピックス 
算数

『デイリーサポート』はDプリントまで手をつけましょう。 頻出分野である容積と水位はテキストレベルをマスターできれば大丈夫でしょう。 条件整理が不足しがちなので市販の教材や過去問などもやっておきましょう。

国語

 Bテキストの難度の高い文章を重点的に学習しておきましょう。 読み返しはできるだけしないようにすることが大事です。 そして『デイリーサピックス』で演習し、マンスリーテストの復習では自分の苦手とする設問を確認し、自分の解答と正答 を詳しく見比べて、どこが異なっているのかをしっかり確認しておきましょう。 記号選択問題対策はAテキストで対策しておきましょう。

理科

同校のレベルとしては、物理・化学の計算分野は発展問題までさらっておかなくてはいけません。 テキストの形式をしっかりと復習しておけば、そのまま入試対策になるので頑張りましょう。

社会

 答えがわかっていても、漢字が思い浮かばないということがよくあります。 対策としては、日々の勉強でしっかりと意識する勉強が必要です。 本番だけきれいに書こうと思っても意外とうまくはいかないものです。 習慣として学習することが大事です。

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 四谷大塚 
算数

 前半の一行問題は基本的な問題ですが、何題かは少しやっかいです。 テキストだけではなく、市販の問題集なども活用して多角的な勉強をしましょう。 後半の思考力問題は得点しにくいので、前半の問題でいかに失点しないかが大事です。

国語

 週例テストや合否判定テストで出題された選択肢の長い問題は、『復習ナビゲーション』と解説を活用して、正解の選 択肢と間違いの選択肢を見比べて、どこがどのように違うのかを理解しましょう。 『予習シリーズ』の「どういうことですか」という設問は似たような箇所を探すなどのテクニックをしっかりと学んでおきましょ う。

理科

 頻出分野としては、物理と化学の計算問題になります。 標準的な溶解度や電熱線などの問題は確実に得点できるようにしておきましょう。 早期に過去問に取り組むことが大事になります。

社会

 記号問題は、否定選択問題が多くを占めます。 たとえば、「?でないものを選びなさい」というようなものです。 しっかりとした知識でないとなかなか選ぶのは難しいです。 『予習シリーズ』を何回も何回も解いて、体に覚えこませましょう。

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志望校合格に向けてのワンポイントチェック

 高い合格実績で毎年大きな人気を得ている女子高です。 受験日は2月2日ですが、第一志望として受験するお子さんが年々増えています。 もはやかつての御三家のおさえ校というイメージはありません。 入試問題に関しては、どの教科も形式的には知識問題が中心の構成となっていますが、内容的にとても幅広い分野が 出題されています。 傾向があまり定まっていないので、他校のように分野を絞って対策を立てるのはおすすめできません。 偏った学習ではなく、すべての分野を広く学習するようにしましょう。