白百合学園中学校
傾向と対策
算数(40分/100点)時間が短いので短時間で記述の答案が書けるように訓練しておきましょう。 思考力が問われる問題が多く、中でも平面図形の難度が高いです。 図形を得意分野にしておくと有利になります。
算数同様に時間が限られています。 問題自体は物語文と論説文の一般的な問題なので、どれだけ問題を速く処理できるかで合否が決まるでしょう。
理科(30分/75点)理科も問題文が長く、問題数も多いので時間との戦いになるでしょう。 普段からスピードを意識した演習をつみましょう。
社会(30分/75点)問題形式は理科と似ています。 解答には漢字指定があるので、曖昧な知識では解答できません。 1問1答などで正確な知識を身に付けておきましょう。 /p>
教科別学習法
算数40分という時間内に解くにはかなり手ごわい問題といえるでしょう。 大半を占める平面図形、割合と比、速さは難問も含まれていますが、過去に出題されたものの類題もあって、過去問を しっかり学習していけば解けるようになっています。 平面図形は面積、長さ、角度を求める問題を重点的に学習しましょう。
過去と似た設定の問題が出される分野があるのでそこを重点的に補強しましょう。 例えば平面図形の相似比、面積比の問題や、速さと差集めの問題などがそうです。 他は割合と比、倍数算や食塩濃度の問題などが標準レベルの問題が多いので、問題集で類題を解いておきましょう。
場合の数と規則性の問題は難しくはないので、どれだけ速く解けるかが勝負になるでしょう。 また、立体図形に関しては最近出題が見られませんが出る可能性もあるので、角すい台・円すい台や立体の複合図形 などはおさえておきましょう。 全体を通してかなりの計算力が必要とされるので普段から計算の正確さ。スピードを意識しましょう。
国語毎年、形式としては標準的な物語文と論説文の大問2つで構成されています。 字数も2000?3000字の文章なので、読みやすい長さでしょう。内容は有島武郎や山本周五郎の文章が出題される など、古典的な言い回しなどが含まれていて理解しにくい文章もあります。 設問も正確に解答するには正確に内容を把握しなければ難しいものが多いです。 しかし、全体的にはじっくり読み込めば小学生でも理解できない文章ではないので、根気強く問題に向き合うことが必要 です。 設問の内容は、物語文では人物の心情や言動の理由を、論説文では表現の意味を記述させるという一般的なもので す。 しかし、他の学校と違うのは、表現や言動の意味を深く正確に理解しなければなりません。 なんとなくこうだろうでは得点できないようになっています。 例えば平成20年度の問題では『鼓くらべ』からの出題では、二人の人物の鼓の「打ち違え」の意味の違いを説明する問 題があります。 主人公の心情の変化を把握できなければ、違いがはっきりと説明できないようになっています。このように文章全体を正 確に理解しなければ解けない問題が出題されます。 文章の内容を端的な表現で言い換える問題も出題されます。 このような問題は文章の要点やポイントになる部分を正確にとらえることが必要です。 他には過去に「いましめ」や「交歓」の意味を知っていないと解答することが出来ない問題もありました。基本的な語彙 力の強化も重要です。 制限時間が短いので、その時間の使い方や、全体の傾向を大まかに知る意味でも早めに過去問演習をすることをおす すめします。
理科良問がそろっているので、しっかりと演習をつめばそれが点数に表れてくれるでしょう。 ただし、問題数のわりに制限時間が短いので、スピードに慣れておくことが必要です。 特徴的なのは記号問題と穴埋め問題が多いことや物理・化学で理由や説明を記述させる問題があることです。 時間配分さえうまくいけば問題ないでしょう。
社会1問1答形式で用語を答えさせる問題がほとんどです。 記述問題もあまり特徴的なものはないので普段のテキストなどをやりこめば安定した点数がとれるでしょう。 時事問題は、大きなニュースや、選挙、政治に関するものをおさえておけば問題ないです。
塾別志望校対策
日能研算数
テキストの練成問題とカリキュラムテストをマスターすれば対応できます。算数が得意で余裕があれば『強化ツール』 や市販の参考書で図形分野の発展問題を学習しておきましょう。
国語カリキュラムテストやセンター模試の理由説明問題の記述問題はすべて書き直しをして復習しておきましょう。 塾の先生などに細かい点なども添削してもらいましょう。 そのうえで過去問演習にも早めに取り組み、問題形式に慣れておきましょう。 合格点がとれるかよりも、同校独特の問題形式に早めに慣れておくことが後になって効果を生むからです。 特に制限時間には気をつけましょう。
理科生物分野の植物・動物の成長やつくりなどの知識をたくさん増やし、さらに『メモリーチェック』や『銀本』などを活用して 勉強を進めましょう。
社会カリキュラムテストの地理分野を徹底して復習しておけば十分な入試対策になります。 歴史の図や写真などを参考書のカラーページで視覚的に学習しておきましょう。
サピックス
算数
『デイリーサポート』はDプリントまでは手をつけておきましょう。 また、『デイリーチェック』を活用してスピード重視の問題に対応できるようにしておきましょう。 もし算数が苦手なら、難度の高い立体切りや条件整理などには触れなくても合格点には到達可能です。
国語Bテキストの演習をしっかりしておけば、難度の高い記述問題に対応できるでしょう。 その際は「本文中の言葉を使って」という条件に注意して解答を作成しましょう。 さらに、文章の要約を書くことも効果的です。 「筆者の言いたいことは何か」のような問題で、自分の解答と模範解答をチェックすることも忘れないようにしましょう。
理科生物や地学は『記憶の535・635』とテキストの知識で合格圏内に到達可能です。 地学の星座も重点的に学習しておきましょう。
社会地理と歴史はテキストの問題をマスターしておけば問題ないでしょう。 時事問題や行政組織、法律などは興味をもって詳しく調べるようにしましょう。
四谷大塚
算数
難問も散見されるので、全問正解する必要はありません。 最初に問題を見渡して、解答すべき問題と捨て問題を区別しないと全て中途半端で終わってしまいます。 構成としては、基本2題、標準3題、応用2題となっています。 出題分野の傾向は別グラフを参考にしてください。 週例テストで記述対策を。計算問題は出題されませんが、図形問題のなかで複雑な計算が必要とされます。
国語抜き出し問題や自由記述がほとんどで、記号問題が少なくなっています。 四谷大塚のテキストとは異なった問題が多いので、『予習シリーズ』を解く際には選択肢を見ないで答えを予測するなど の訓練をしましょう。 まだ、読解している時も、常に指示語に意識を置きながら読むと効果的でしょう。
理科生物分野は『予習シリーズ』にはない問題も出題されるので、週例テストや『演習問題集』で難度の高い問題に取り組 んでおきましょう。
社会『四科のまとめ』を利用して、テキストに出てくる重要語をさらっておきましょう。 また、漢字指定の問題も見受けられるので、人物名の漢字はしっかりと学習しておきましょう。
志望校合格に向けてのワンポイントチェック
お嬢様が通う学校としてのイメージが強いです。 進学実績はよいですが、それよりも学校の礼儀や礼節を重んじる教育方針に惹かれている家庭も多いようです。 定員が60名と少ないので、受験日が2月2日であるにもかかわらず合格者数が限られています。 試験日がずっと2日のままなのは、第一志望の受験生を取りたいという学校側の意思が表れています。


