鴎友学園 志望校対策


傾向と対策

算数(50分/100点))

近年、思考力が求められる問題が中心の出題となっています。 後半の大問は難度が高く、深く考える力がないと厳しいレベルの問題となっています。 部分点として、式・考え方も見てくれる問題もあります。集中力を持ってじっくりと問題に取り組むタイプ向きといえます。

鴎友学園 グラフ 鴎友学園 表

国語(50分/100点)

とても長い文章問題が2題と知識問題という構成になっています。 普段から速読をして大意を汲み取る練習が必要です。 設問も記述が多く、かなりの実力が求められる問題ばかりです。 速く文章を読んで、文章を理解できるタイプが有利といえます。

理科(50分/100点)

物理分野で、とくに浮力やてこの力学問題、化学分野も出題されます。 広い範囲から出題されるので、分野の好き嫌いをなくすことが最優先課題となります。

社会(50分/100点)

設問の文章は長いものの、知識があれば問題なく太刀打ちできるものばかりです。 社会が苦手なお子さんでも、地道に知識を積み上げていけば十分合格ラインを超えることは可能です。

教科別学習法

算数

難しい記述問題の採点基準を学校説明会で父兄にオープンにするなど、情報公開を積極的に行っています。 ここ数年は思考力より処理能力を重視する設問が増えている傾向があります。 出題傾向は比較的安定していて、平面図形の相似比・面積比と速さとグラフは毎年必ず出題されています。 過去問でしっかり対策したお子さんが合格しやすいような問題構成となっているといえるでしょう。 過去問を例題として演習をし、平面図形と速さでは、応用レベルまで対応できるようにしておくことが合格への近道です。 割合と比では計算力が求められます。計算問題がないからといって日々の計算練習を怠らないようにしましょう。

女子高の中では上位校にもかかわらず、考え方の難しい立体切りや条件整理などがないため、対策をしっかり立てていけば高い得点をとることが可能な問題です。 毎年出題されている平面図形と速さはテキストなどで類題を数多く解いておけば問題ないでしょう。 特殊算にはグラフの読み取りが多く含まれているので注意が必要です。記述練習をして確実に部分点を取る練習も欠かせません。

場合の数や立体図形で多少クセのある問題が出題されることに注意しましょう。 平面図形は点の移動や図形の移動で、差をつけることが可能です。論証問題への対策も怠らないようにしましょう。

国語

漢字の独立問題以外は、物語文・説明文の読解2大問構成となっています。 極めて長い読解問題が出題されることが大きな特徴で、平成20年度1回目は、2問合計9200字という文字数に達しました(女子校平均約5900字・四谷大塚調べ)。 文章の内容は、基本的には物語文・説明文ともに理解しやすい内容ですが、圧倒的な字数に臨むためには、最後まで集中力を切らさないような、「読む体力」が必要になります。 ですから、同校を受験するにあたっては、昔から読書の習慣が身についているお子さまは非常に有利であるといえます。 海外作品も多く出題されますので、さまざまなジャンルの文章を幅広く読み込む練習が必要です。 問題の傾向としては、記述重視の構成となっています。 平成20年度の1回めは漢字以外で、小問10問中、1問のみ記号選択で、その他はすべて記述問題という構成でした。 最終問題の120字記述では「筆者の考え方について賛成か、反対か、根拠を明らかにしながら述べよ」といった、これまではあまり見られなかった、お子さん自身の考え方や意見が求められるような問題が出題されました。 記述でいかに点数を稼ぐかというのが重要なポイントになりますが、同校の記述問題の多くは、文章中のどの箇所を使えば良いかが比較的わかりやすくなっています。 問題によっては、その箇所を抜き出して、少しのアレンジを加えるだけで正答になるものもありますので、そうした基本レベルの記述は確実に得点しましょう。 それ以外の問題では、自分の言葉で的確に回答を作り上げる力が試されます。 文章中の表現を軸にしながら、そこにどれだけ自分なりの表現を追加して、意味の通る文章を書けるかという点を重要視しているところに同校の特徴があります。 ただ漫然と記述練習を繰り返すだけではなく、表現するための語彙を少しでも増やすことを日ごろから意識しておきましょう。 そのためには、桜蔭など他校の記述問題に取り組み、書き上げた解答と模範解答との違いを照らし合わせ、より模範解答に近い解答を作れるように練習することが重要です。 長文対策としては、長い物語文に慣れるため、麻布・武蔵・駒場東邦などの問題を有効に活用していきましょう。 自分の意見が求められる記述対策としては、フェリス女学院・光塩女子学院・浅野・暁星といった学校の過去問演習を取り入れるのが効果的でしょう。 

理科

カラー印刷による出題は他の中学校には見られない、大きな特徴といえます。 加えて、配点も算数・国語と同じ100点という均一の比重となっています。 難度も女子校としては高く、各分野の実験・観察はよく練られた内容となっていて、知識だけでなく考える力や発想力が求められます。 生物・物理・化学・地学の順に大問が1題ずつという問題構成となっています。 生物は植物実験と観察を重点的に演習しておきましょう。 物理・化学の計算問題も応用レベルまで取り組む必要があります。地学は地層を細かくチェックしておきましょう。

社会

理科と同じくカラー印刷の出題となっています。 地理・歴史・公民の各分野から大問が1題ずつ出題されるという問題構成です。 知識問題と記述問題がバランスよく出題されており、図や資料の読み取り問題が中心となっています。 知識はテキストレベルのものがほとんどで、記述問題がやや難度が高い印象があります。 テキストの文章を利用して、ひとつひとつの事柄の理由や原因が書かれた部分に下線を引くなどの習慣をつけておきましょう。

塾別志望校対策

 日能研 
算数

目標到達点としては『強化ツール』などの高難度な問題までは必要ないでしょう。 練成問題を念頭に置いて典型的な問題での記述訓練をこなしましょう。 図形問題などで理由を説明できるように心がければ入試のときに力を発揮するはずです。

国語

カリキュラムテストやセンター模試では同校のような長い文章は出題されないので、他の学校の過去問にも触れておくことが大切です。 記述対策として6年生後期の『記述演習講座』をフルに活用してください。 また、自分の不得意な分野の復習だけでゃなく、自分の意見を述べる練習として、各章末の「授業をふりかえって」まで記入して、塾の先生の添削を受けてみてください。

理科

物理・化学の計算問題は『栄光への道』まで消化し、生物の観察・実験は『銀本』から選んで解いていくことが必要です。

社会

テキストにはカラーの写真がないので、市販の参考書などを活用して、そこに出てくる資料を確認するなどしておきましょう。

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 サピックス 
算数

『基礎力トレーニング』に日々取り組み、『デイリーサピックス』はCプリントまで確実に解けるように努力しましょう。 サピックスのテストで記述を要求されることはありませんが、学校から渡される採点基準によく目を通して、どの程度書けば部分点がもらえるのかを知るのが重要です。 算数だけはスピードよりもじっくりと時間をかけて問題に取り組みましょう。

国語

国語の長文問題は速読することが基本です。 Aテキストに加え、Bテキストもマスターしましょう。 あまり余裕がないときは、Bテキストは設問を解かなくても良いので、ちゃんと時間をはかり、集中して読む訓練をしましょう。

理科

物理・化学分野は少し難解な計算問題も出題されます。 浮力や中和反応など差がつきやすい分野の基本問題はしっかり復習しましょう。 目標としては、マンスリーテストレベルの問題が解ける実力を習得することです。

社会

テキストの問題に出てくる図や資料を利用して記述の練習をしましょう。 また、その資料からわかることを書き留めるなどの練習も効果的です。

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 四谷大塚 
算数

目標レベルとしてはCコースレベルまでができれば合格は可能です。 記述の練習は、日常の週例テストの過去問を解く際に、ノートではなく自分で解答用紙を作って記述の練習を行いましょう。

国語

『予習シリーズ』や週例テストの記述問題を解く力があれば、同校の基本タイプの記述問題で合格点を取ることは可能です。 復習するときは、文章中のどの箇所を使えばよかったのかを確認しましょう。 また、週例テストには、字数制限がなく枠内に解答を書き込むタイプの問題は比較的少ないので、字の大きさや間隔が不自然にならないように、過去問などで自由記述の解答欄に慣れるようにするとよいでしょう。

理科

生物の実験・観察問題はテキストだけでは足りません。 物理・化学の計算問題は週例テストのcsコースの問題で対応可能です。 計算問題の実力を伸ばすことを目標に頑張りましょう。

社会

『予習シリーズ』に写真で掲載されている資料が効果的です。 地図の読み取りや写真の人物、当時の風俗など、細かく資料を分析してください。 過去問を参考にして資料の解釈の方法を理解することを心がけましょう。

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志望校合格に向けてのワンポイントチェック

父兄に積極的に情報を公開したり、カラー印刷で入試問題を作成するなど、常に新しいことに挑戦している学校といえます。 大学進学へ向けた熱心な指導により、上位校として人気が高いです。 今後は女子御三家に次ぐ難関校としてさらに有名になるでしょう。