武蔵中学校 志望校対策
傾向と対策
算数(50分/100点)記述問題から4題出題されます。 1問は小問から数題出題され、残り3題は大問からの出題です。 極端にハイレベルな問題は出題されません。
物語文の長文が1題だけ出題されます。 登場人物の心情変化を読み取る問題が出題されているので、物語文が得意だとかなり有利になります。
理科(社会と合わせて60分/50点)知識からは基本的に出題です。 道具について解答する問題があるので、普段から気をつけて勉強しましょう。 (平成21年度は40分/60点)。
社会(理科と合わせて60分/50点)記述問題は資料の読み取りになります。 問題文が長めなので、類題を中心に問題演習を繰り返し行っておきましょう。 (平成21年度は40分/60点)。 /p>
教科別学習法
算数記述問題対策が最重要課題です。 表の整理やグラフの観察など、問題観察力が必要になります。 相似比・面積比は標準レベルからの出題がほとんどなので、テキストを繰り返し解くなどして、きちんと対策をたてておき ましょう。
知識のみで解答可能な問題が少なからず出題されるので、そこで得点できないとかなり厳しいでしょう。 点の移動や不定方程式、規則性などはきちんと理解しておきましょう。
場合の数、表の読み取り、論証は複合的に絡めて出題されることがあります。 割合と比は相当算や仕事算などの設定なので、過去問を早期のうちから繰り返し取り組んで対策をたてておきましょう 。
国語物語文1題のみで、漢字以外は全問記述で字数制限なし、といった武蔵のスタイルは例年全く変化がありません。 しかし、平成19年度には、小題に分けられた構成の文章で、心情把握中心から事実関係の説明中心の問題が出され るなどの変化が見られ、また平成20年度の物語文は総字数がそれまでの4000字超から2700字に大きく減るなど、 最近の2年を見る限りでは今後も細かな変化がないとはいい切れませんが、大まかには武蔵スタイルが貫かれているの で特に問題はないでしょう。 記述問題では、ただやみくもに書くのではなく人間関係、人物の心情変化を確実に把握して、自分の言葉で論理的な 文章を書けるようにしておきましょう。 内容に関しては、友人や家族との関係をテーマにしているものが頻出しています。 20年度には恋愛を扱った文章も出されています。 時代やジャンルを問わず、多種多様な物語をたくさん読んでおきたいところです。 人物の言動はその背景や意味を自分の言葉で文章にする練習をしておきましょう。 字数制限がないので、いたずらに文章量を増やさないように気をつけましょう。
理科袋の中に実物の物を入れて配り、それについて観察したことをまとめるという、同校独特の問題が出題されます。 普段から生活に関する物や事には興味深く調べてみましょう。 塾の先生などどと一緒に問題対策を立ててみましょう。
社会テキストや塾の授業では対応できません。 小学校の授業も大切にして、何かのテーマや出来事には自分の感想を考えてみると、入試に役立つはずです。 普段からの心がけを大切にしましょう。
塾別志望校対策
日能研算数
カリキュラムテストの場合の数、規則性、条件整理は応用問題まで取り組みましょう。 図や表に条件を整理していけるかが重要です。 テキストの練成問題を解く際にも解く過程を意識して勉強しましょう。
国語『本科教室』やカリキュラムテストの復習で基本的な事柄を学び、読解記述対策の足がかりとしましょう。 物語文は設問の箇所以外でも登場人物の心情変化を丁寧に追ってみましょう。 『本科教室』や『栄冠への道』以外にも市販の問題集を活用して、多様な文章に触れることが大事です。
理科テキストだけでは対応できないので、同校の対策としてはカリキュラムテストの実験・観察問題を、+αで参考書や図 鑑などを用いて調べることが必要になってきます。
社会貿易に関する国際問題や農業・漁業に関する国内問題などで時事問題対策を行いましょう。 日々、テレビのニュースや新聞の見出しを眺めることが後になって効果を発揮します。
サピックス
算数
『デイリーサポート』のEプリントレベルまで必要なのは、場合の数と条件整理、平面図形になります。 表の読み取りや条件整理などはあまり日々の授業では触れないので、過去問や市販の参考書などでしっかりと対策を しておきましょう。
国語『デイリーサピックス』の物語文のBテキストで読解記述対策をしましょう。 全文を何度も読み直し、記述問題ももう一度解きなおして、自分の記述パターンを学びましょう。『デイリーサピックス』 以外の問題集も活用して多用な文章に触れ、最近の小説に加え、近現代の文章を読んでおくとよいでしょう。 もちろん、語句・漢字対策も怠らないようにしましょう。
理科同校だけで言えば、難しい物理・化学の計算問題はそんなに時間をかけなくても大丈夫です。 実験のデータや統計のグラフから法則性を見つける問題を集中的にやりましょう。 知識問題は生物分野を中心に学習を進めましょう。
社会問われる用語レベルは決して高くはありません。 難しすぎる問題に時間をかけるよりは、ホットなニュースをなぜ?に注目して分析してみることが大事です。
四谷大塚
算数
例年、特殊算はほとんど出題されていません。 頻出分野としては、図形と場合の数、数の性質、速さなどで、難度としてはbコースレベルで十分です。 YTテストの間違えた問題は重点的に見直し、式や考え方のまとめ方が正確かを確認しましょう。 部分点を取るためには有効な学習です。
国語文法や漢字などの基本問題での失点は致命的なので、毎日意識して続けるようにしましょう。 物語文1題のみですが、論理的思考力をつけるためにも論説文の勉強もしなければなりません。 設問で聞かれたことを正確に把握して答える力は論説文でも物語文でも変わりません。
理科過去問の傾向を分析し、常に興味を持って勉強をしましょう。 材質の違いや形の相違など、どうしてそのような物が使われているのかを観察して調べてみましょう。
社会新聞を読み、現在の社会問題の背景を調べてみましょう。 公害や自然災害の歴史、その場所の地理など興味を持ったことを自分でノートにまとめてみましょう。
志望校合格に向けてのワンポイントチェック
4教科とも記述問題からの出題で知識問題はほとんど出題されません。 半端な知識ではほとんど解答を作成することはできません。 ただ、捉え方によっては、答えを出すことができなくても途中の式や文章を見てくれると部分点を取ることにつながります 。 逆に知識中心の学習が得意な人には厳しいです。 また、小学校で学ぶような、塾では体験できない理科の観察や実験が役に立ちます。 社会も歴史新聞を作ったり、ある地域を地図にまとめたりする学習が入試に役立ちます。


