慶應普通部
傾向と対策
算数(40分/100点))各分野で満遍なく出題されます。 また記述式では、思考力というよりは知識で十分に解答ができます。 時間をかけて難問を解くよりも解ける問題を早く、正確に解くことが有効です。
問いは長文読解ですが、設問自体は言葉の知識を答えさせる問いが中心です。 なのでたとえ記述が苦手でいつも得点が伸びない受験生でも、言葉の知識を増やせれば得点を稼げるでしょう。
理科(30分/100点)4教科の中では最も特徴的な出題です。 通常の授業の勉強では解答に困るものが多いので、普段から習ったことに対しての細かい知識を持つよう心がけましょう。
社会(30分/100点)他教科よりレベルの高い問題が多く出題されています。 問題の大半は社会の知識に関する選択問題なので、教科書やテキストにある知識を確実に積み重ねていき、ある程度の応用力ももてるようにしましょう。 /p>
教科別学習法
算数
展開図は特徴的な問題が頻出です。 また算数が得意であれば相似比・面積比で他の受験生と差がつけられるでしょう。 また難度の高い問題にも恐れることなく積極的に取り組み解答を目指しましょう。 速さは旅人算、流水算、逆比を利用し応用する問題が問われます。 ここで解答することで算数で少しでも得点を稼げるようにしましょう。
国語ここ数年は、物語文と随筆文からの出題が続いていますが、平成13年度までは詩も出題されており、今後も出題傾向が変化していく可能性は十分考えられます。 また解答時間の短いなかで得点するために、ふだんから古典的文章も含め多種の文章を読み重ねて語句の知識を増やし、文章をより速くより正確に読み進められるようにしておきましょう。 テキストの文章や新聞のコラムを読んで簡単に要約していくのもいい演習になります。 また短いとはいえ、語句説明や表現が理解しにくい文章も出題されます。 出題文・問題形式は多種多様ですので、さまざまな文章にふだんからふれあいましょう。
理科教科のなかでは、とりわけ理科は特徴のある出題です。 最近は記述部分が減少する傾向にありますが、例えば選択問題にしても一問一答のような得点しやすい問題よりは、観察や実験の結果およびその理由をきちんと把握していないと解答できないものが多いです。 また特徴ある理科のなかでも生物分野のレベルは非常に高いです。 ふだんから生物の色彩、形状など自分から興味をもって積極的に、野菜や森の木々、昆虫、魚などに注目して、少しでも不思議に思ったことを調べるようにしましょう。
社会グローバル化が深まる中、地理は、重要な貿易相手国の場所と名前・首都・首脳は必ず覚えておきましょう。 日本地理は、地理の頻出問題がでます。 例えば主要都市の位置関係や海岸線を見分ける問題、町の中の地図記号などテキストの問題を中心にして取り組みましょう。 歴史は各時代の事柄を年代順に並べる問題が頻出なのでぜひ解答を目指しましょう。 それ以外は人物名や言葉を問う出題が大半をしめるのでしっかり勉強し、一問一答形式で点数を稼ぎましょう。
塾別志望校対策
日能研算数
男子の上位校では極端に短い40分というテスト時間は思考力よりも処理能力を求めていると思われます。 カリキュラムテストや公開模試とは別物と考えて時間配分の訓練をしてください。 対策としてはまず最初に問題を全部眺めてから、簡単な問題や解けそうな問題、自分が得意な問題から解いていき、難しい問題などは後回しにするなどの方法を採用してみましょう。
国語読語句や読解は『本科教室』で満遍なく学習しましょう。 問題文も、ありとあらゆる分野に目を通して詩などの韻文も確実に対策をとっておきましょう。 また、テーマとしては「文化」び関する問題は特に注意が必要です。
理科『メモリーチェック』だけでは少し不安なので、身の回りのものを図鑑で調べるなどの習慣をつけておきましょう。 テキストに出てくる実験と観察は漏れのないようにきちんと理解しておきましょう。 対策としては『銀本』で表・グラフ問題に集中して取り組み、図などをノートにまとめて視覚的に学習しましょう。
社会カリキュラムテストの問題で十分に合格レベルまで達することができます。 『銀本』を活用して地図やグラフ問題を計画的に解き、ノートにまとめるなどして対策をとりましょう。
サピックス
算数
『『デイリーサポート』を軸に学習しましょう。 正解した問題でも、そこにいたるプロセスをもう一度考え、似たような問題にも柔軟に対応できるように訓練しておきましょう。
国語Aタイプの問題がほとんどです。 長文記述は出題されずに語句の意味用法が出題されるので、繰り返しAタイプの問題で訓練してください。 また、Bテキストの物語文・随筆文は『デイリーサピックス』の文章で語彙を増やし、表現に慣れ、多種多様な文章に触れておいてください。
理科『デイリーサピックス』だけでなく、市販の参考書にも触れておきましょう。 生物や地学の知識は『記憶の535・635』や市販の参考書などを活用しましょう。
社会歴史や公民を学習している時も、地理分野を意識して行いましょう。 過去にやったマンスリーや組み分けテストなども定期的に復習しておきましょう。
四谷大塚
算数
週例テストでは記述の練習がなかなかできないので、『予習シリーズ』では基本問題で記述練習をしましょう。 『演習問題集』では、テキストの限られたスペースで途中式が書けるようになりましょう。
国語『予習シリーズ』の練習問題や週例テストの復習では、本文を読み直しつつ、分からない語句などは辞書などで調べてノートにまとめるなどして常にチェックできるようにしましょう。 わかりづらい語彙が散見される文章を速く読む対策になります。『四科のまとめ』は毎日ちょっとずつやっておきましょう。
理科『予習シリーズ』の実験や図を自分でまとめるなどして、記述対策をしてください。実験の手順や目的・理由なども一緒に書き込んでおきましょう。 生物は詳細な知識が問われるので、植物や昆虫、魚類・鳥類・爬虫類なども興味を持って調べておきましょう。
社会地理や歴史分野の『予習シリーズ』は毎日すこしずつでもいいので、触れる習慣をつけましょう。 『サブノート』に加え、過去問に出題された地図やグラフをノートにまとめると効果的です。視覚的に学ぶと記憶にも残りやすいためおすすめです。
志望校合格に向けてのワンポイントチェック
多数ある慶應義塾大学付属校でも唯一つの男子校となります。 合格最低点が公開されないということもあり、あくまで一つの基準としてですが、65%の得点を目指すようにすればよいでしょう。 4教科の得点配点が同じであるため、理科・社会が得意な受験生に向いています。 数ある私立大学付属校の中で最も人気の高い学校だけに、合格者を絞ることが目的である入試自体はやはり激戦になります。 問題にもクセがあるので、しっかりとした事前の志望校対策が求められます。


