慶應中等部
傾向と対策
算数(45分/100点))短い時間で数多くの問題に解答する能力が求められます。 基本問題をスピーディーかつ正確に解くことを得意とするお子さんが向いています。
言葉の知識に関する問題が数多く出題されています。 読解は苦手なお子さんでも、言葉の知識を増やせばカバーできます。
理科(25分/50点)問題はクセのないものが多いので、特別深い知識は必要ありません。 理科が苦手なタイプでも対策しだいでは十分
社会(25分/50点)他教科よりレベルの高い問題が多く出題されています。 標準レベル以上の知識が必要な選択問題で構成されています。細かい知識が豊富なお子さんが向いています。 /p>
教科別学習法
算数慶應中等部の過去の傾向を分析すると、各分野がまんべんなく出題されているといえます。 面積・長さ・角度は基本レベルの問題が中心となっています。6年生の後半になると、塾の授業では基本レベルの問題 を扱うことは少なくなってきますが、基本問題がおろそかにならないように、独自に勉強計画に組み込んでいくことが重 要です。 テキスト以外の市販の問題集などでいろいろな問題を演習すると良いでしょう。
相似比・面積比は必ずテキストの標準問題までは理解しておきましょう。 算数が苦手なお子さんは、場合の数や規則性を毛嫌いしがちですが、出題傾向が比較的決まっていて、得点源になり やすい分野です。 食わず嫌いで終わらせずに、苦手意識を克服しましょう。
水そう、回転体などの図形分野では、面倒な計算問題が出題されることがあります。 計算力で他のお子さんを圧倒できるような力をつけておくと大きな武器となるでしょう。 加えて、数の性質は差がつく分野ですので、確実に得点できるようにしておきましょう。 日ごろから、難しい問題に積極的に取り組む姿勢が重要となります。
国語知識問題中心の出題傾向が特徴となっています。 敬語や、言葉の意味・用法などが数多く出題されているので、早い段階で知識問題対策を講じておくと安心です。 特徴的な文学史や語句問題などに関しては、中学校の参考書などを活用したり、社会の文化史を集中的に演習する こと、さらには同じような知識問題を出題する攻玉社や雙葉の過去問題を類題演習として数多く解くことが有効です。 大問1の長文に関しては、これまで説明文や随筆分が中心でしたが、平成20年度には物語文が出題されています。 かつては戯曲も出されたので、幅広く読解演習に取り組んでおく必要があります。 長文記述問題は過去には出題されていません。 読解問題でも言葉の意味が問われますので、日ごろから文章中で初めて見る言葉に関しては、辞書で意味を調べる習 慣をつけておきましょう。 福澤諭吉と慶應義塾の歴史については、必ず調査してノートにまとめておきましょう。 過去問は難度も繰り返し演習して、慣れることが重要です。
理科記号選択問題が大半を占めています。 ただし、紛らわしい選択肢が多いので注意が必要です。 まずは一問一答などで細かな知識を身につけることが重要です。 身の周りを題材にした出題にはニュースや新聞などからの情報が役に立ちます。 天気予報では季節ごとの自然の移りかわりのヒントがあったり、各地の行事や旬の野菜の紹介などが頻繁にされていま す。 そうした中に理科に関係がある事柄を見つけては、独自にノートにまとめたりしておきましょう。
社会地理は地図の読み取り、歴史は各時代の代表的な内政と外交、公民は日本と世界との関係が頻繁に出題されていま す。 いずれにしても、世界に向き合う日本の姿を正確に理解しておくことが慶應中等部社会攻略の鍵になります。 地理は「日本の姿」で取り上げられている統計グラフを覚えておくようにしましょう。 歴史は中国や朝鮮との交流や戦後の日米関係など細かく整理しておきましょう。
塾別志望校対策
日能研算数
出題形式は知識が中心で、カリキュラムテストは基礎問題でいかに取りこぼさないかを念頭に学習しましょう。 日々の授業では練成問題レベルを目標にしましょう。 毎回時間配分も考慮して捨て問題と正解しなければならない問題を見分けられるようになることが大切です。
国語読解は『本科教室』で韻文を含めた全単元を一通り演習しておきましょう。 また、語彙を増やすために、分からない言葉は逐一辞書で調べるなどして理解を深めましょう。 文化史や語句問題の対策では『本科教室』に加えて参考書なども活用してください。
理科物理・化学の計算問題の誰もが解けなそうな問題は無視して大丈夫です。 カリキュラムテストは正答率が低い生物・地学の問題に気をつけてください。 そこで学んだことを『メモリーチェック』の欄外などに書き留めることで、変則的な設問が出題されたときに柔軟に対応で きるはずです。
社会カリキュラムテストの地図やグラフはノートにまとめて常にチェックしましょう。 『メモリーチェック』の欄外などに気になった知識や詳しい知識を書き込んでおきましょう。
サピックス
算数
『基礎力トレーニング』には毎日取り組み、一定量の問題演習を確保しましょう。 サピックスの授業では常にスピードが求められるので、どうしても計算ミスをしてしまう子が多くなります。 なので、正答率をあげることに力を注いでください。 『基礎力トレーニング』部分が身につけば塾のコースでも中堅レベルを確保できるはずです。
国語目標としてはAテキストで十分でしょう。 語彙対策としては、分からない言葉は辞書を引くなどの習慣を身につけましょう。
理科もし同校だけを考えているなら物理・化学分野のレベルが高い問題は特に必要ありません。 資料やテキストのカラーページをコラムや実験をノートに貼って視覚的に学習しましょう。
社会分冊で毎週渡されるプリントではイメージを思い浮かべるのが難しいと思うので、市販の参考書や他塾の教材を活用し て対応できるようにしましょう。
四谷大塚
算数
『予習シリーズ』と週例テストで対策としては問題ありません。 bコースレベルまでの問題を速く正確に解けるようになれば問題ありません。 毎週のYTテストの前半部分のミスは合否以前の問題です。復習の際には、間違った原因を解明することが大切です。
国語『四科のまとめ』の内容で語句・文法はおおよそ大丈夫でしょう。 文学史は社会の『四科のまとめ』も活用してノートにまとめましょう。 詩・短歌・俳句の韻文単元は『予習シリーズ』で演習するようにしてください。正誤問題で苦手意識を持たないことで合 格圏内に到達する条件です。
理科実験や観察などは結果だけでなく原因や理由にも目を向けましょう。 また、理科の時事ニュースで得た知識をテキストの欄外やノートにまとめるなどすると効果的です。
社会週例テストで出題されたグラフや年表、図などは必ずノートにまとめ、苦手なところや間違えた問題は一問一答形式の 問題を自分で作るなどして学習を進めましょう。
志望校合格に向けてのワンポイントチェック
慶應義塾中等部は女子にとっては非常に厳しい入試となっています。 定員が50人程度と非常に少ないので、毎年合格点がとても高くなっています。 入試日が2月3日に変更されたことにより、以前よりは入試倍率が緩和されたものの、依然超難関中学であることに変 わりはありません。 女子で慶應義塾中等部の合格を勝ち取るため場合は、各塾のトップクラスに在籍し続けることが絶対条件になるでしょ う。


