女子学院中学校
傾向と対策
算数(40分/100点)一行問題がメインです。 大問の中には煩雑な計算を要求されるものもあります。 問題の数も多いので、1つ1つの問題を速く正確に解く力が必要です。 場合によっては捨て問も作る必要もあります。
随筆文が頻出です。言葉の知識問題と読解問題が適度に出題されています。 硬い文章を読みなれていると問題が解きやすいでしょう。
理科(40分/100点)グラフや表の読み取り問題が多いです。 形式は記号選択です。 ある分野を完璧にするよりも、広い範囲を学習した方がよさそうです。
社会(40分/100点)地理、歴史では深い内容を聞かれることがあります。 また、日ごろからニュースや新聞の内容にも目を通しておきましょう。 /p>
教科別学習法
算数平面図形が頻出ですが、その中でも角度についての出題が目立ちます。 図形ごとの性質とともに確認しておきましょう。基本的な問題と応用問題とがばらばらに出題されているので、時間を意識してその問題が解けるか解けないかの見極めも必要になってきます。 立体図形では普段の学習では見落としがちな、柱体や立体の構成などからの出題が顕著です。
問題の大半がオーソドックスなだけに、正確と速さを身につけないと大きく差を広げられてしまいます。 算数が苦手なお子さんの原因としては、おそらくスピードを意識しすぎて計算ミスを連発するという悪循環から抜け出せないというのが一般的です。 お子さんごとに最適なスピードは違うので、自分の正答率が最も高くなるスピードはどのくらいなのかを知るためにも、制限時間を変えて調べてみるとよいでしょう。
もしも、算数で苦手教科をカバーしたいと考えているのであれば、8割以上得点することが絶対条件となります。 頻繁に出題される角度、相似比・面積比、水そうグラフなどの問題ををさらに伸ばしていきましょう。 角度や面積はひらめきが求められる、パズルのような問題が出題されることがあります。 非典型の難しい問題に日ごろから取り組んでおくとよいでしょう。
国語女子学院の国語は、正確でスピーディーな処理能力が必要とされます。 記述問題では、何を書くべきかが明確に指示される形式で出題されます。平成20年度でも、あいさつことばの使われ方に変化が起きていることを主題とした文章で、その問題は「原因を書きなさい」や「どのような点が奇怪なのか説明しなさい」といった形式で、「原因」「奇怪さ」と、記述すべき論点が決まっています。 その場合は、ポイントが少しでも問われている点からずれていると、減点の対象となってしまうので、ひとつひとつ正確に答える必要性が非常に高いといえます。 問題で登場する表現を、文章全体の意味を踏まえてどう変換するかのを迅速に判断して自分の文章にする能力が求められます。 例えば先ほどの「奇怪」であれば、「矛盾」に変換することで前後の部分をまとめることが可能です。 女子学院の場合は制限時間40分の割りに問題数が多いので、1問に使える時間が非常に限定されています。 過去問演習では、1問ごとに解答にかかった時間記録し、繰り返し演習を進める中でどれだけ早くなったかを実感することで、時間配分の大切さへの意識を高めることができます。 また、記述問題では、時間をかけて100点の解答を作るという意識ではなく、70点でも良いので、その分できるだけ数多くの問題を解き進めるようにしましょう。
理科4教科の中では最も取り組みやすい教科であるといえます。 与えられた時間も40分あり、テキストレベルの問題がほとんどです。 生物・地学の知識問題を細かく蓄積すること意外は、計算分野も含め、基本レベルの学力で大丈夫です。
社会国語の次に手強い教科といえます。 公民分野は時事問題を軸にして、戦前・戦後の歴史との関連性を考えさせられる問題が多く出題されています。 国政選挙や政治の動向などを新聞やニュースなどで日ごろからチェックする習慣をつけておくと良いでしょう。
塾別志望校対策
日能研算数
カリキュラムテストの共通と応用にレベルの違いがかなりあるので、その中間ほどのレベルが目標になります。 全体の正答率に注意しましょう。 ケアレスミスなどは、このレベルの学校になると致命傷になりかねません。 日々の学習の際から意識することが大切です。
国語毎回のカリキュラムテストを受けるときは、時間配分を意識するとともに、制限時間を5分?10分ほど速く設定してみてください。 共通テストと応用テストも時間配分もきっちりと決めておきましょう。 『本科教室』『栄冠への道』に加えて、日能研から配布されたプリントをしっかりと復習し、『銀本』や開成・浅野・光塩女子学院などの過去問に取り組んで演習量を確保するようにしましょう。
理科カリキュラムテストの知識問題はほとんどがレベルの高くない問題なので、若干難度の高い問題を集中して取り組むようにしましょう。 『銀本』の特に共学校から生物と地学の問題を選択して、毎日少しずつでも学習を進めましょう。
社会まずは『メモリーチェック』の基本部分をしっかりとこなし、過去に出題された用語も再度見直してみましょう。 調べたなじみのない言葉は、自分でノートなどにまとめておきましょう。
サピックス
算数
『デイリーサポート』Cプリントレベルの問題までは確実に解けないと厳しいです。 また、『デイリーチェック』は時間の使い方を練習するのに効果的です。 勉強の目標として、取得得点だけでなく、問題の正答率も求めてください。
国語サピックスはテストの回数があまり多くはないので、テストでの制限時間への意識を、普段の勉強から取り入れましょう。 『デイリーサピックス』のAテキストを活用して、解答に要した時間を記録して、前と比べてどれ位時間が短縮したのかを確認しましょう。
理科物理・化学分野に出題される難問は、無視してしまいましょう。 ただし、知識問題は発展問題までしっかりとやっておきましょう。 講習中のテキストでうまく進められなかった問題にもしっかりと取り組んでおいてください。
社会まずはテキストの基礎問題と発展問題の両方にしっかりと取り組んでおきましょう。 また、市販の参考書や他塾の教材なども活用しましょう。 時事問題は日々のニュースや新聞などで毎日チェックしておきましょう。
四谷大塚
算数
幅広い分野から出題されるので、苦手分野を作らないことが大事です。 『予習シリーズ』の練習問題とテストはbコースレベルの問題が確実に解けるようになりましょう。 余裕があればcコースレベルまでやりたいところですが、平面図形は発展問題までしっかりと取り組みましょう。 図形問題が得意になると、同校の入試にはかなり有利になります。 分野としては角度、相似比、面積比などがかなり出題されるので対策しておきましょう。
国語随筆文の内容は多くの受験生が苦手としています。 テキストだけの随筆文では対策が不足するので、新聞に出てくる随筆文や随筆文を集めた本などに積極的に取り組みましょう。 きちんと対策を取れば高得点をとることも可能なのが随筆文の特徴でもあります。 国語が苦手な子は、算数の前に国語の弱点対策を優先させましょう。
理科週例テストの形式が入試対策に直結するので、本番と同じ気持ちで常に取り組みましょう。 物理・化学分野はcsレベルまで手をつけておきたいですが、そんなに時間をかけて取り組む必要はありません。
社会『予習シリーズ』の重要事項よりも少しレベルの高い知識があると効果的です。 詳しい知識でも、積極的に取り組みましょう。
志望校合格に向けてのワンポイントチェック
女子御三家の1つですが、その中で最も自由な校風と言われていて人気があります。 4教科すべての配点と制限時間が同じなので、どの教科もまんべんなく勉強することが必要です。 よって、理科と社会も手を抜けません。 国語と算数は時間配分が大事です。 理科と社会はあいまいな知識では太刀打ちできません。 全体的に全く手が出ない問題というのはほとんどないので、このレベルの問題で演習をつめば安定した点数が取れるでしょう。


