市川中学校 志望校対策
傾向と対策
算数(40分/100点満点))男女共学校としては、かなりクセの有る問題が出題されています。 問題のレベルをすばやく見極めて、確実に得点できる力が求められます。
いわゆるオーソドックスで、バランスのよい問題構成になっています。 選択問題、記述問題ともに、標準レベルの問題を正確に解いていくことが重要です。 全般的に得点できて、弱点が少ないお子さま向きといえます。
理科(40分/100点満点)生物分野が他の分野と比べて、難しくなっています。 特に、動物・植物に関してはかなり詳しい知識が求められます。 暗記分野を得意とするお子さまに向いています。
社会(40分/100点満点)現代社会と公民分野がポイントになります。 政治や社会問題に日ごろから関心を持って、コツコツ知識を蓄積していけるタイプのお子さまに向いています。
教科別学習法
算数以前は2?3題出題されていた計算問題が、ここ数年は1題となり、前半の難度は上がっているといえるでしょう。 設問数は年度によって、ばらつきがあり、出題される問題のレベルも、年度によって大きく違うことがあります。 算数が得なお子さまでも、全く手が出ないような難問が出題されることもあります。そうした問題は、千葉以外から受験する、レベルの高いお子さまを対象に設定していると考えられますが、合否を左右するものではないでしょう。 難化した場合は、特に前半の一行問題が合否を決定するといっても過言ではありません。 数の性質や割合と比、特殊算などを強化しておきましょう。
平面図形や立体図形は標準レベル以上の難度になることがしばしばあるため、確実に得点源になるのは、割合と比、規則性、場合の数、数の性質などでしょう。 これらの問題を標準レベルまで解ける実力を養うことを最優先課題としましょう。 ランキングに入っていませんが、速さも典型的な問題が多くなっているので、確実に定着させておきましょう。
平面図形と立体図形で差をつけられるようにしておくと良いでしょう。 ただし、試験時間内で解答可能かどうかの判断力が求められ、難問にチャレンジするときは時間がかかりすぎるというリスクも発生します。 ときには、通常のテキストでは見られないような難問は、思い切って捨てるという勇気も必要です。 場合の数も、難しいタイプの問題だと、かなりの実力がないと太刀打ちできないことがあります。
国語とにかくオーソドックスな国語の問題構成といえます。 記述問題と記号選択問題、語句問題のバランスがよくとれています。 問題文の出典も、重松清・河合隼雄・笹山久三・中野孝次など、定評のある作品が選ばれているので、頻出作家の作品を意識して読んでおくことが大切です。 また、宮沢賢治・壺井栄・山本有三など、最近は近現代作品も数多く選ばれて出題されています。 学校の課題図書に挙げられるような、近現代の代表作品については、一通り目を通して、文中に出てくる言葉遣いなどに慣れておきましょう。 問題の特徴としては、細かな条件が設定された記述が出題されています。たとえば「本文中の言葉を使って」であったり、「具体的に」「・・・人に続くように」「・・・より・・・の方が・・・だから、という形で」のような条件です。 こうした条件設定がされている場合は、その条件に合わないと得点にならない恐れがあるので注意しないといけませんが、逆に考えれば、何を書いたら良いかある程度はっきり分かった状態で解答を書けるので、答えの方向性が明確だともいえます。 文章を読む際には、物語文であれば心情表現、論説文であれば筆者の主旨といった、文章を理解する上でポイントとなる点をしっかりと把握して読むようにしましょう。
理科問題量は決して少ないわけではありませんが、40分という時間有効に使えば、無理なく解けるはずです。 一問一問、丁寧にゆっくり考えて解答できるというのは出題者側の意図でもあるはずなので、あせらず確実に得点できるようにしましょう。 例年、各分野が非常にバランスよく出題されています。 その中でも、地学分野の天体に関する問題は少しクセがあるので、対策をしっかり考えておきましょう。 化学・物理の分野も計算問題が毎年出題されています。 苦手なお子さまも、標準レベルまでを目安に、定着を目指しましょう。
社会歴史・地理は基本?標準レベルの問題構成で、そのほとんどは知識問題です。 コツコツ地道に知識を蓄積していけば十分対応できるレベルといえます。 公民分野は、時事問題や国政、地方自治など、お子さまが興味を持ちにくい事柄も問われます。 地理や歴史だけに安心せず、毎日のニュースや、新聞をこまめにチェックする習慣が合格へのカギとなります。
塾別志望校対策
日能研算数
算数が苦手なお子さまは、テキスト練成問題までを繰り返し学習することが重要です。 算数が得意なお子さまは、平面図形と立体図形の難題にチャレンジしていきましょう。 毎日取り組む『計算と漢字』は、基本的な問題ばかりです。 『銀本』を利用するなどして、難度の高い一行問題に取り組むようにしましょう。
国語説明文・物語文は、『本科教室』をくまなく解き通すようにしましょう。 文章中の重要な要素を見落とさないように読むためには、『本科教室』の解説を、しっかり理解することが重要となってきます。 問題を解く際には、事前に、解説を読んで取り組むようにしましょう。 カリキュラムテストに関しては、全体正答率80%以上の問題の見直しは確実にやり、40?50%の問題まで見直す習慣をつけておきましょう。 見直しの際には、各問題で設定されている条件を満たしているかどうか、毎回確認しながら進めましょう。
理科『メモリーチェック』に出てくる知識は、必要最低限という意識でいましょう。 地学は最近の世界の自然環境の変化を報告した新聞記事やニュースなどを自分なりにまとめておくと良いでしょう。
社会テキストに出ている問題は、あくまで過去の問題なので、それだけに頼っていると、どうしも時事問題に弱くなります。公民分野については一番新しい参考書を購入して、最新知識を補強しておくようにしましょう。
サピックス
算数
『デイリーサポート』はCプリントのレベルまでを定着させましょう。 ただし、図形に関しては、Eプリントまで目を通しておくと良いでしょう。 『デイリーチェック』と基礎定着テストの一行問題を確実に得点できる力が必要です。 常に試験時間を意識しながら、捨て問題を見極める力を養っておくことが重要です。
国語基本的には、塾で演習したことが、試験でもそのまま活きてくる問題レベルといえます。 Bテキストの演習では、条件設定のはっきりしたタイプの問題を選んで解くようにしましょう。 記述問題の解答をチェックするときは、解説を注意深く読み、文章のどの要素を書くことが重要なのかを毎回確実に把握しながら進めていきましょう。 そうした、演習を繰り返すことによって、精度の高い記述答案を作れるようになることが重要です。 また、Aテキストの演習も何度もやるようにし、空欄補充などの問題では、少しでも正答率を上げるようにしましょう。
理科『記憶の533・635』は、新しくなって、やや基本的なものが中心の構成になりました。 テストや過去問で、得たことをノートなどにまとめるなどして、知識を積み重ねていきましょう。
社会『分野別問題集』の公民分野は必ず解ききるようにしましょう。 地理と歴史は、テキストを中心に学習していけば問題ありません。
四谷大塚
算数
標準レベルの問題を確実に解けるようにしておけば大丈夫です。 『予習シリーズ』の応用問題レベルを目安に定着を目指しましょう。 『一行問題集』はとても重要です。 これが一通りこなせれば、入試本番でも、前半の問題は必ず得点できるようになります。 算数が苦手なお子さまは、この問題集を解きながら、わからないところを夏休みなどの長期休みで補うようにすると良いでしょう。
国語週例テスト(b・cコース)に良く似た出題傾向と考えてよいでしょう。 普段のテストが実際の市川の入試対策に直結しているという意識の下、毎回確実に復習していくことが大切です。 記述問題の復習では、解説を丁寧に読んで、どの要素が欠けていたかを確実に把握することが重要です。 『予習シリーズ』では、説明文と物語文の演習を通して、苦手な分野があれば早めに対策を立てて、克服をすることが不可欠です。 ことわざ・慣用句が多く出題されるので、『四科のまとめ』を繰り返して、確実に暗記しておきましょう。
理科物理・化学のように計算が必要な分野は『予習シリーズ』の問題だけでは対応しきれません。 週例テストのCSコースまで進めておくと良いでしょう。 生物はテキストレベルが出来れば問題ありません。 地学だけは、時事問題を、新聞やテレビなどを通して日々チェックしておきましょう。 宇宙開発などの知識は重要です。
社会公民分野が独立した問題形式で出題されるときは、かなり詳しい知識が求められます。 テキストを繰り返し読んで、多くの知識を蓄えておくと良いでしょう。 地理や歴史の問題に、公民分野が含まれていることがあるので、日ごろから外国と日本の違いや過去と現在の違いなどを意識しておくと良いでしょう。
志望校合格に向けてのワンポイントチェック
男子校から共学になったことや、新校舎も設立されたことによって、安定した人気を誇っている学校です。 第一志望を2月受験と考えているお子さまが、「試験慣れ」や滑り止めとして受験するため、毎年大量の受験者がいます。 学校側は、その対応策として、幕張メッセを試験会場として設けるようになりましたが、校舎での受験とはまったく雰囲気が異なるので注意が必要です。 1月校として、受験を検討している場合は、そうしたところにも注意しておくことが大切です。


