浦和明の星女子 志望校対策


傾向と対策

算数(50分/100点))

前半は比較的、基本的な設問が多く、取り組みやすい印象を受けます。 難易度のばらつきもなく、バランスもとれています。 基礎的な問題のミスが少なく、解くスピードがある生徒に有利です。

浦和明の星 グラフ 浦和明の星 表

国語(50分/100点)

上位に位置する女子校の中では文章量も多いわけではなく、問題も標準的です。 長文読解が不得意で、記述に自信がなくても何とか対策できます。

理科(社会と合わせて55分/50点)

最初に出題される大問の分野が必ず物理分野からという傾向がありますが、特別複雑な設定はありません。 物理や化学の基本的内容の問題が確実に正解できるかというところが重要です。

社会(理科と合わせて55分/50点)

地理・歴史の問題は基本的であるのに対し、時事問題では経済問題が出題されています。 他国との貿易、為替などの社会常識をもっていると有利です。

教科別学習法

算数

全体的な出題の傾向としては、前半から後半まで基礎問題から発展問題までほぼ難度順に出題されています。 塾などで使っているテキストに出てくる内容からの出題も多く、特に速さ、割合と比、平面図形などの標準的内容の問題はしっかり理解しておきましょう。

速さの分野における旅人算は必出です。 図や表を読み取ったり、比を使う問題を集中的に学習しておきましょう。 割合と比に関しては特殊算を含め、様々な設定が見受けられます。 苦手となる分野が残らないよう、広範囲をしっかりと学習しておきましょう。 立体図形に関しては、比較的得点を稼ぎやすい水そうや展開図の問題などに重点を置きましょう。 とはいっても、立体切りなどの発展問題は思い切って捨ててしまってもいいでしょう。

周期と規則性の分野はなんといっても計算力がものをいう問題になる傾向があります。 問題の条件をしっかり把握するとともにそれをもとに処理するといった問題を解いていきましょう。 他の学校ではあまり重要視されていない特殊算は意外と差が開く可能性のある分野なので注意が必要です。 どのような問題の設定でも対応できる柔軟さも大切です。

国語

毎年出題される文章は特有の難解さがあり、特に平成 20 年度の「利休とノ観(へちかん)という二人の茶人のエピソード」や平成 19 年度の「ファッションについて」など、単純に大人の見方に立った文章というよりは、特定の分野に対して内容を深く掘り下げたものになっているため、難しい言葉が出てくることも多く、理解するのが難しい問題が出題されることが多いです。 理解しずらいテーマの問題にあたった場合には、全体としての要旨が理解できなくても、設問に要求されている部分だけは少なくとも読解する、といった気持ちで臨みましょう。 次に問題としては、いろいろな難度からの出題が見られます。基礎的な内容の出題から、語彙の難しさの点などで高校受験の問題に匹敵するレベルまでばらつきがあります。 ただし、30?40%の問題は知識問題として捉えることができます。 ことわざだけでなく、文学史の範囲まで幅広く出題されるので、過去問対策を早めにして、知識問題の対策を万全にしておきましょう。 最近の傾向では第2回試験で、詩が出題されることも多々あります。 とはいっても、出題内容としては典型的なので、詩の中の表現を自分なりの違う言葉で言い換えて内容を把握するといった訓練を重ねましょう。 また、この学校の著しい特徴として、「問題文の字が細かい」という点が挙げられます。 初めて文章を見たときに少しでも戸惑いやあせりを感じることがないよう、実際の過去問を事前に解いてみる機会をもつようにしましょう。

理科

知識問題は記号選択の形式になっていて、ちゃんと学習していればほとんどの問題が正解できる程度。 物理・化学の計算問題も決して難しいといえる程の問題は出ません。 また、生物や地学の問題においても同じく計算問題が出ています。 典型的な問題でで確実に得点にできるように心がけましょう。

社会

基本を確認するための正答選択問題と、応用力を確かめる誤答選択問題が出題されます。 地理と歴史の分野は融合問題となることが多く、公民の分野はよく独立して出題されています。 時事問題も含まれ、総合力が問われます。 知識は関連事項からも出題されていて、覚えるときになるべく関連の事柄にも目を向けるように心がけましょう。 理科と比べるとやや設問文が長いという印象を受けるので、速読と時間配分の使い方の訓練が必要にです。

塾別志望校対策

 日能研 
算数

まずはカリキュラムテストの共通レベルが解けることを最優先課題にしましょう。 正答率の低い問題でもしっかり対策を取らないと高得点の争いでは厳しいでしょう。 算数が得意な子は応用問題の条件整理と数の性質を復習してください。 立体図形などの難問は手をつけなくて大丈夫です。

国語

幅広い範囲から出題される知識問題をしっかり得点しないと合格点にはとどきません。 『本科教室』や『栄光への道』に加えて、応用問題を含んだテキストも活用しましょう。 読解問題では、カリキュラムテストの全体正答率40%?50%のレベルにあたる問題が出題されるので、そこを重点的に復習しましょう。 解きにくい問題でも諦めない姿勢が、合格点に到達するために絶対不可欠です

理科

カリキュラムテストの問題より、やや難度の高い問題までが必要レベルです。 思考力重視の問題や記述系の問題は余裕があればやってもかまいません。 また、生物と地学の知識だけは『銀本』などで一通りさらっておきましょう。

社会

カリキュラムテストの歴史分野に出てくる地域について、地理分野の復習をしましょう。 『銀本』から融合問題を解くのも効果的です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 サピックス 
算数

問題レベルとしては、『デイリーサポート』のDプリントを目安にしましょう。 難しい問題よりも基本問題に時間をかければ十分ですが、成績上位層との争いも考慮して応用レベルにも取り組みましょう。 特に、平面図形の長さ・角度・面積などはテキスト以外で補強しましょう。

国語

Bテキストの演習では「わかりやすく説明」「自分の言葉で」「簡潔に説明」などの条件がある記述問題を重点的に解きましょう。 知識問題対策では穴がないようにすることが絶対条件なので、『デイリーサピックス』だけでなく、配布される学校別教材や問題集などを活用して、得点源になるよう練習を積み重ねましょう。

理科

どの分野も、テキストの基本問題が解ける実力があれば合格可能です。 発展問題は生物や地学の計算問題を学習しておきましょう。知識は『記憶の535・635』レベルで十分に対応できます。

社会

地理と歴史を関連づけて覚え、地理に出てくる各地の産業の由来を考えたり、歴史の地名を地図で確認して現在と比べるような学習を心がけましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 四谷大塚 
算数

週例テストはCコースまでで十分です。 Sコースなどの難問は必要ありません。 前半の基本問題は『予習シリーズ』で足ります。 ただし、数の性質と条件整理はサブ教材などで補強しておきましょう。

国語

『予習シリーズ』で毎回出てくる言語要素は完璧に覚えこむようにしましょう。 知識問題については、出ないものはないといった心構えが必要です。 読解の記述問題で条件があるものについては、『予習シリーズ』で似た問題を選んで学習しましょう。 詩や俳句など韻文の問題は『予習シリーズ』の問題を題材にして、自分の言葉でまとめる練習をしましょう。

理科

物理・化学の計算分野は週例テストのcsコースで間に合います。 知識は『四科のまとめ』の実験や観察を復習しときましょう。

社会

地理や歴史の融合問題の対策として、週例テストの総合回や他校の入試問題を解き、『予習シリーズ』に出てくる写真や図は必ず覚えましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

志望校合格に向けてのワンポイントチェック

埼玉県の女子校の中では最難関といわる中学校です。 東京に住むお子さんにとっても、単なる「模試代わり」として受験するのではなく、第一志望として狙っていくのに十分な魅力をもっています。 毎年、地元では高い人気を博していて、気を引き締めて入試に臨まないと、合格を勝ち取るのは難しいといえます。