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芝中学校

同じレベルの男子校と比較すると「基礎」を重視した出題傾向があります。そのため、学習量が多く、正確な知識を持つ生徒に有利です。尚、同年度でも1回目と2回目の難度が大きく異なることがあるので、本番だけでなく過去問で実力確認をする場合にも注意が必要です。

算数 〈時間:50分、 満点:100点、 難易度:C〉

大問8題、設問10-16題。式や考え方も答える設問はない。大問1計算問題、大問2-5(6,7の場合も)は数の性質、割合、速さ、平面図形の一行問題。この後に場合の数、速さ、平面図形などの大問が出されます。難問がない代わりに計算問題以外に単純な問題もありません。一行問題も公式をそのまま用いるようなものではなく、問題形式が一行問題の体裁になっているだけです。同種の問題形式は海城などでも見られます。よく工夫された、内容のバランスが取れた出題です。

中学入試での頻出問題が多いので、まず塾の授業に合わせて問題練習を行い、正確な解法を身につけましょう。小6の9月以降過去問を参考にして、自分の弱点を知った上で、割合、速さ、平面図形などから同様の問題を選んで練習をしましょう。中級レベルのものを中心にやれば、本番であわてる心配が少なくなります。前半にやや易しめの問題が多いので、計算で不注意な間違いをするのは禁物です。解答についての指定や計算の誤りの確認、記入後の確認を忘れずにやりましょう。

(合格点目安 1回目55-65%、 2回目55-75%)

国語 〈時間:50分、 満点:100点、 難易度:C〉

大問4題、設問35題前後。記述が2-6問含まれています。大問は読解問題2題漢字の読み・書き2題です。読解問題では普通は小説文が1題、随筆文や説明文などが1題です。小説文では子供が主人公の作品が多く、また数多くの(注)がつけられて読みにくい文章にならないように配慮されています。他校に比べ、抜き出しの設問が多いのも特徴です。登場人物の心情が表れた言動・筆者の主張などが簡潔に表現された部分を、正しく読み取ることができているかを見る工夫がされた質問です。

文章が特に難しいわけではありません。設問も難しい記述がないので、塾のテキストや問題集を使って一般的な読解問題を数多く解くのが良いでしょう。接続語に注意を払って、論理の展開を読み取ったり、心情を想像できる動作を探したりする練習をしましょう。模試を受けて、新しい文章に触れるのも大切です。漢字の読み書きにも難しいものはありませんが、その分絶対に失点が許されないので、テキストなどで毎日計画的に練習しましょう。

(合格点目安 1回目55-65%、 2回目60-70%)

理科 〈時間:40分、 満点:75点、 難易度:C-B〉

大問5題、設問35-45題。記述が1-3問、計算が4-10問含まれています。大問は普通、物理・科学・生物・地学の分野別に1題ずつと総合問題の1題です。実験・観察の問題の中には、理由の記述や計算などが必ず含まれていること、選択肢が6-10題と多く、されに当てはまるものを数個選ぶものが多いことが特色です。見かけよりも正確な知識が要求され、差がつきやすい問題構成です。

復習でテキストを読み直してまとめ、各分野の基礎知識を確実に覚えましょう。しかし、塾の授業やテキストの内容の勉強だけでは足りません。難度の高い問題を解いて、分からなかった内容を調べてまとめ、それを覚えることも能率が上がる勉強法です。過去問は問題形式になれ、時間配分を考えるために、小6の10月ごろから取り組みましょう。繰り返し出される内容もあるので、知識の確認をしてください。

(合格点目安 1回目50-60%、 2回目55-65%)

社会 〈時間:40分、 満点:75点、 難易度:C-B〉

大問4題、設問40題前後。記述が1-2問含まれ、漢字指定は少なく、まったくないという場合もあります。大問は地理・歴史・公民の分野に1題ずつ、現代社会の問題について文章や資料から考える総合問題1題が出されます。分野別の大門は基本的な事柄の理解の度合いを見る問題。総合問題は指定した語句を用いる記述を課し、考えを述べさせる問題で、単純な知識だけでは対応できません。テキストや参考書、問題集で得られるものよりも幅広い知識や一般社会での常識、教養までも要求されています。

まず分野別に基本的知識をもれなく覚えるため、塾の授業のテキストで復習や問題練習をしましょう。さらに、白地図で統計資料をまとめたり、分野別の歴史を年表にまとめたりすることで、細かい知識事項も整理して覚えましょう。また、総合問題に備えて、新聞やテレビで特集された問題を見て、疑問点は調べるようにしましょう。過去問は最後の記述を中心に繰り返し、形式に慣れましょう。

(合格点目安 1回目55-65%、 2回目60-70%)

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