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聖光学院中学校「過去問分析」と「志望校対策」

首都圏私立中学の最難関の学校の一つであり、神奈川御三家の一つで栄光学園と肩を並べる人気校です。

問題傾向としては総合的な学力を問う問題が多く、理科だと身近な動植物の生態など日頃から自然に興味をもっているかどうか、社会だと本校のある横浜や神奈川に関連した問題などがよく出されます。

また、面倒見の良い学校として、保護者にとても評判が良い学校です。

算数 〈時間:60分、 満点:150点、 難易度:B-C〉

試験時間は60分、設問数は16問前後、満点は150点となっています。試験時間は一見ゆとりがあるように見えますが、一つの問題を解くのに時間がかかることもあるので、必ずしも時間に余裕はありません。また、これまでは解答にあたって解答のみを書き込むものがほとんどでしたが、最近では考え方や途中式、グラフなどを書かせる問題もしばしば見られるので注意が必要です。全体的に超難問は出ませんが、推理したり思考力が問われる問題が多いため、公式を丸暗記すれば解けるという問題の作りにはなっていません。
大問1は基本的には計算問題が出ます。(そうじゃない年度もあるので注意)還元法が多いですが、小数、分数の四則演算の年もあります。いずれにしろ、非常に複雑でミスをしやすい内容となっています。
大問2以降はすべて応用問題となります。はじめの方は数の性質、割合と比などの基本的な知識を試す、一行問題の延長のような問題が多く出ます。その後、図形、数の性質、特殊算を中心に難易度の高い、本格的な応用問題が登場します。
図形は回転移動や回転体の体積など難易度の高いものがよく出題されます。数の性質では規則性と場合の数がよく出題され、論理的な思考が求められます。特殊算は旅人算、推理算、消去算、和差算、仕事算がよく出る傾向にあります。

聖光学院の算数攻略の前提として、毎日の学習計画と地道な学習の積み重ねが必要となります。
まず計算力をつけましょう。計算力はただ計算のスピードが速いということではありません。
普段から途中式を書き、間違えたときにはミスの原因をチェックする癖をつけ、速くて正確な計算力を身につけることが必要となります。加えて概数、未知数、虫くい算などの応用的な問題も注意しておきましょう。
また図形については面積や体積、長さ、角度、展開図、縮尺、面積比・体積比などの考え方や解き方を幅広く身につけ、割合や比を利用して素早く解くように解き方を工夫しましょう。さらに相似や対称などを含めた複合問題に慣れておくことも必要です。
数の性質の分野はまずは基本を一通りマスターしましょう。その上で、様々な角度から考える思考力や論理的な思考力を養いましょう。勝負の分かれ目は公式が使えない場合に、自分なりの解法を導き出せるかどうかです。
特殊算については、特殊算をまとめたテキストを一冊通したりし、公式がスムーズに出るように基本を定着させることが必要となります。

(合格点目安 55-65%)

国語 〈時間:60分、 満点:150点、 難易度:B-C〉

試験時間は60分、満点は150点、例年2題出題される文章読解問題の文章が長いうえに、独立した知識問題も加わるため、かなり量が多いと言えます。時間配分をきちんと考えないと時間が足りないということになりかねません。また、解答形式は選択式が多いのですが、字数の多い記述の問題が2、3題出るため、要約する力や表現する力も求められます。読解・知識・記述といった国語の総合力が問われる問題傾向となっています。
文章読解問題は論説・説明文から1題、小説・物語文から1題という組み合わせがよく見られます。読みやすい表現の文章が出ることが多く、難しい言葉には注釈がつけられているので、読み通すのは難しくありません。論説・説明文では内容の理解が中心で、それに加え語彙や接続詞、表現効果なども求められます。小説・物語文は心情の読み取りが問われますが、かなり紛らわしい問題が多い印象があります。
知識問題は漢字の読み・書き取りと語句が2、3題出題され、小問にして5題ほど出ます。熟語、慣用句、ことわざ、誤字の訂正などから、複合された問題も出るため、難易度はやや高めとなっています。

聖光学院の国語攻略の前提として、文章読解・記述の演習と漢字・語句などの知識に関する練習との2本立ての学習が必要となります。
読解問題は選択式がほとんどですが、「選択式に頼る学習ではなく、記述式で解答する習慣」をつけましょう。この際、ただ答えを導き出すだけでなく、解答の根拠をきちんと述べられるように練習しましょう。例えば、説明文ならば、接続詞や意味段落を把握し、文脈を読み取り、要旨をつかみます。そして答えとその根拠を箇条書きでもかまいませんから、書き出しましょう。その上で選択肢と近い答えを選び、間違っていたら、自身で書き出した根拠と正答を比べ、間違いを修正していきましょう。
知識問題は問題集を1冊仕上げるだけでなく、普段から文書読解の学習の中でわからなかった語句を、熟語、ことわざ、慣用句などにジャンル分けし、「語句弱点ノート」を作るようにしましょう。また漢字については2つ以上の読みを持つ漢字がよく出ますので、音読み、訓読みはもちろんのこと、熟語例や部首、意味まで徹底的に調べる癖をつけておくとよいでしょう。

(合格点目安 55-65%)

理科 〈時間:40分、 満点:100点、 難易度:B-C〉

聖光学院の理科の試験時間は40分、満点は100点、設問数は30-40題となっています。解答形式は社会同様記号の選択や数値、用語の記入が大半ですが、記述式の問題も出るので、時間配分が非常に重要となります。出題範囲は各分野からバランスよく出題され、単に知識を問う問題でなく、実験・観察を重視した、思考力が問われる内容となっています。
「生物と環境」分野では身近な動植物に関することが出題されることが多く、日頃から自然に興味がある子に有利な傾向といえます。「物質と変化」では実験をもとにした問題、「運動とエネルギー」ではてんびんやてこといった力のつりあいが必ずといっていいほど出題されます。「地球と宇宙」では地層や天体に関することがよく出ます。

聖光学院の理科攻略には、普段から時間を決めて問題を解く習慣をつけ、問題を早く読んで理解することと正確に解答していく力を養う必要があります。また、選択肢の問題は引っ掛け問題が多いため、基本的な知識が正確に身についていないと正解を導き出せません。普段から選択肢をあてにする学習をするのではなく、記述式で解答していく習慣をつけるとよいでしょう。
「生物と環境」については基本的な知識を身につけるだけでなく、実際に植物を育てたり、虫や動物を飼ったりなどして、動植物に直接触れ合うことも学習の一環と考えましょう。この意味で理科は楽しみながら学習できる魅力的な科目といえるかも
しれません。「物質と変化」と「運動とエネルギー」では論理的な思考力が問われます。日能研のメモリーチェックなどの教材を利用し、基本を磐石にしたうえで、応用的な問題にも取り組んでいきましょう。特に計算問題については、典型的なパターンを繰り返し練習し、ミスが出ないようにしましょう。この分野が理科の成否を分けるといって過言ではありません。

(合格点目安 55-65%)

社会 〈時間:40分、 満点:100点、 難易度:C〉

聖光学院の社会の試験時間は40分、満点は100点、大問数は4、5題、小問数は40-50題となっているため、時間の割りには問題量が多く、素早く正確に解答していくことが求められる傾向となっています。また、解答形式は記号の選択や数値、用語の記入が大半ですが、紛らわしい選択肢が多く、さらには記述式の問題も出るので、注意が必要です。
出題範囲は地理・歴史・公民分野からバランスよく出題され、環境問題や時事問題などが取り上げられる年度もあります。他の特徴としては横浜や神奈川に関することや、文化や生活に関することが多く出題され、この点は実にユニークな傾向といえます。地理分野では細かい知識が問われる問題に加え、地図やグラフなどを読み取って答える総合問題も多く出ます。歴史分野では年表や説明文から歴史の流れが問われる問題が多いので、断片的な知識ではなく、歴史のつながりを理解しているかが求められます。公民分野では時事問題と絡めた出題傾向が目立ちます。

聖光学院の社会攻略には、普段から時間を決めて問題を解く習慣をつけ、問題を早く読んで理解することと正確に解答していく力を養う必要があります。もちろん、基本的な知識が身についていることが大前提となりますので、できるだけ多くの問題を解き、基礎を磐石にしましょう。
地理分野では産業に関するが多く出るため、各地の産業の特色をまんべんなく定着させましょう。地勢では平野・産地・山脈・河川などだけでなく、交通網などを問われることもあるため、日頃から地図を見る習慣をつけましょう。また、国内だけでなく、日本と関係の深い諸外国の位置や産業なども把握しておく必要もあります。歴史分野では各分野を一通り学習し、基本的な年代やことがらを覚えたうえで、それぞれのことがらの背景や原因、結果、関連性などを掘り下げて理解していきましょう。公民分野についても憲法や政治の仕組みなどの基本的なことの理解はもちろんのこと、それぞれの仕組みのメリット・デメリット、背景などまで踏み込んで学習していきましょう。
記述対策として、普段から選択肢を選ぶ学習をするのではなく、記述式で解答していく習慣をつけるとよいでしょう。また、用語の意味などを一通り書いて説明する練習を積むこともお勧めします。

(合格点目安 60-70%)

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※本ページでの掲載事項は、あくまでスタディリフォームの生徒さまや家庭教師からの意見を参考にして作成した情報です。 公式に発表されているものと異なる場合がございます。 情報には十分に注意しているつもりですが、誤りと思われる情報や違った見解がある場合、 問いあわせフォームよりお知らせいただければ幸いです。