横浜雙葉中学校
よく練られた良問が出されていますが、理科・社会は他の教科に比べて基本的な設問が多いといえます。四教科均等配点なので、不得意教科があっても他の教科でカバーすることが出来ます。平均点が低くなりやすい、算数・理科が強い生徒にはやや有利となります。神奈川では、フェリスに次ぐ難関校です、入試難度では横浜共立に並ぶが、互いに出題傾向が異なるので、自分にとって得点しやすい出題のほうを選ぶと良いでしょう。
算数 〈時間:45分、 満点:100点、 難易度:B〉
大問3題、設問15--18題。式や考え方も答える問題が出題されます。大問1は、計算・数の性質・速さ・割合・図形などの小問や一行問題が中心です。大問2,3は、割合・速さ・図形・場合の数などの融合問題です。問題の難度が見かけだけでは判断しにくいのが特徴です。簡単に見えても解いてみると予想以上に時間がかかるものや、逆に短時間で解けるものが多くあります。試験時間の割に設問が多いので、得意な問題から選んで解き、時間がかかりそうな場合には他の問題へ移るのが良いでしょう。
塾の授業の予習・復習、宿題を中心に、勉強する必要がありますが、ただし、頻出の図形や場合の数は、宿題以外の標準から上の問題を練習して、いろいろな問題に慣れておくが重要です。順列や組み合わせの計算方法は、問題内容と合わせて完全に覚えましょう。独特な出題なので、小6の9月以降は、過去問の反復練習や、上級の問題練習で対応するのが効果的な方法です。
(合格点目安 50--60%)
国語 〈時間:45分、 満点:100点、 難易度:B〉
大問3題、設問は約40問。記述が5問ほど出題されます。知識問題は、漢字や語句だけでなく、日本語の表現問題が出題されます。読解は主に随筆分、他に小説文・説明文など一定していません。字数制限のある記述式の設問では、比喩的な表現や指示語を含む表現を説明するものが多くあります。選択肢にも難しい表現が含まれているため、語彙力が不足していると選びきれない場合あります。
普段から文章に慣れている生徒に有利な出題です。小5までは多くの文章を読むことを中心にすべきです。読みやすい小説だけでなく、いろいろなジャンルの書物を読むようにしましょう。小6では、塾の授業や宿題以外にも数多くの読解問題を解くことが必要です。問題集を別に用意して取り組むと良いでしょう。9月以降は、過去問を繰り返し解き、出題傾向に慣れておきましょう。
(合格点目安 60--70%)
理科 〈時間:45分、 満点:100点、 難易度:C〉
大問6--10題、設問50--60題。記述約5問、計算5?10題が出題されます。大問は物理・科学・生物・地学の4分野から出されます。年によって、分野別の大問の数は変わります。設問数を増やして各単元の基礎知識を正確に身につけているかを診るのが特色です。以前は知識を単純に答えるだけではない総合問題も出題されたことがあるので、出題内容を決め付けた受験勉強はしないほうが良いでしょう。
基本知識を確実に覚える勉強が大切です。塾のテキストや参考書を繰り返し読んで、まとめノートを作成するなど、作業しながら重要な言葉や実験方法などをもれなく覚えましょう。問題練習では最初から難問に取り組むのではなく、基本から標準レベルの問題を繰り返し練習するのが良いでしょう。小6の10月以降、過去問にも取り組み、問題になれることと、入試での時間配分を考えることが必要です。
(合格点目安 55--70%)
社会 〈時間:45分、 満点:100点、 難易度:C〉
大問3--6題、設問約50問。記述が3問程度出されます。大問は地理・歴史・公民の分野別の出題が中心ですが、時事的な内容やいくつかの分野にまたがる総合問題も出題されることがあります。地図やグラフなどの資料を利用する問題が多い年や、文章を読んで考える問題が多い年など、問題形式に違いが大きい。設問は、選択式が少なく、空欄に言葉や数を補うものが多いのが特色で、より正確な知識が必要とされます。
各分野の基本事項に関する設問が多いので、塾のテキストで重要語句や数、統計などを正確に覚えることが必要です。テキストや参考書の索引でリストを作成し、チェックテストに利用すると良いでしょう。問題形式が良く変わるので、過去問には小6の12月ごろから取り組んで問題内容の確認をするのが良いでしょう。
(合格点目安 65--75%)




