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【逆転の法則】中学受験での「考える力」とは…
「考え込む力」ではなく、「知識を使いこなす力」である。
皆さまはお子さまに「考える力」を身に付けてほしいと思ったことはありませんか?「考える力」というものが最終的に意味するところは「何か問題にぶつかった時に、自ら考え、自らが進むべき方向を正確に把握する能力」だと私たちは考えます。こうした力は社会に出たときに存分に発揮されるもので、少しでも早いうちから身に付けてほしいという親心には頭が下がる思いです。
ただ、それが明日にでも身につくように期待されている方は多いのですが、逆に少し遠回りになってしまっている方を見かける時があります。ではなぜ、中学受験での「考える力」が「考え込む力」ではなく、「知識を使いこなす力」だといえるのか説明していきましょう。
「考え込む」とは、問題を読んだあと、その問題と“にらめっこ”している状態を指します。これも必ずしも悪いことではありません。じっと考え込むことで授業で習った解き方を思い出すこともあるでしょうし、さらには自分オリジナルの解き方を創り出すことができたなんていう話も聞きます。これも大切にすべき才能だと思います。ただ、こと中学受験の勉強法として考えると決定的な問題点があります。それは、過去の記憶を思い出したり新しいことを思いついたりするには非常に時間がかかるということです。受験勉強とは時間の戦い。試験日までの残り時間は皆に公平ですし、さらに試験本番も制限時間があります。とにかく時間は大切にしなければなりません。
この、時間の重要性を考えると「考え込む」ことのリスクはさけるべきだというのが結論です。対して「考える力」を「知識を使いこなす力」だと考えるとこのようなルールができるはずです。
- 一定時間考えて解き方が思い出せない時、それは本来あるべき知識が定着していないということだから、すぐに解説等を見て正しい解法を改めて知る。(見切りをつける。)
- 1.で改めて得た(リフレッシュ)知識を次回は使いこなせるよう、定着するまで反復練習。
この二つのルールはどの科目のどの部分にもほぼ例外なく当てはまります。いくら考えても解き方が思い浮かばずにその教科が嫌いになってしまうくらいならさっくりと制限時間で切ってしまい、解説を理解するところへジャンプした方が効率的なのがお分かりいただけると思います。



