【逆転の法則】偏差値の性質を正しく知らずして、志望校合格はない。

これをお読みのあなたが、もし「偏差値って何ですか?」と聞かれたらどのように答えますか?

 塾での位置?受験する学校を決める基準や目安?様々な説明の仕方がありますが、この偏差値というものが中学受験において重要な鍵をにぎることは言うまでもありません。

 一般的に偏差値は高ければ高いほうが望ましく、低いままの状態はぜひとも避けたいところですよね。特に、志望校の偏差値ランキングと比べて開きがある時はそれだけで焦りが倍増してしまうこともあるでしょう。では自分の偏差値が志望校のランキング的には足りていない状態で、その志望校に合格するということは不可能なのかどうか、検証していきたいと思います。

 当然のことながら、自分の偏差値が志望校のランキングに達していたり、上回っていたりしている状態の方が合格する“可能性は高く”なります。というのも、塾などが発表する偏差値ランキングは、ある学校にこれまで合格した人たちが、過去の同じ時期にどれくらいの偏差値をとっていたかというデータを基に作られているからです。

(例えば、四谷大塚が2006年9月24日に実施した「第一回合不合判定テスト」のランキングデータ(合格可能性80%)から、「早稲田実業」をピックアップしてみましょう。これによると早稲田実業は偏差値62の位置にあります。これは、「2006年よりも前に早稲田実業に合格した生徒たちが、それぞれ小学校6年生の9月同時期開催の模試でどれくらいの偏差値をとっていたか。」というデータから導き出しているということです。)

 もうお分かりいただけると思いますが、こうして作られるランキング上の偏差値をある生徒が超えていたとしてもそれは、その学校に合格する“可能性が高い”ということを表しているにすぎません。つまり、ランキング上の偏差値に達していない生徒でも、逆転合格を成し遂げる可能性は相対的に低いとはいえ、“あるということです。

 実はこの事実が、前に紹介した【法則:志望校決定は、早ければ早いほうがメリットは大きい。】と【法則:塾のテキストの全部はやってはいけない。】と関連してラスト1年で志望校に逆転合格するためのプランを支える強固な3本柱となっているのです。

 これらをまとめてみますと、まず偏差値に惑わされずに心から行きたいと思う学校を決めるそうすれば、その出題傾向から、テキストの内容をラスト1年で重点を置くべき部分と、捨てても良い部分に分けることができるから、限られた時間を出題頻度の高い部分だけに回す。その結果、たとえ現状では自分の偏差値がランキング的に志望校に届いていなくても、十分に【合格する力】を身につけられるのです。

このコンテンツの公開日時 : 2007年04月30日 16:25

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