【逆転の法則】志望校決定は、早ければ早いほうがメリットは大きい。

 かつてこのような相談をされたことがあります。たしか2月になるかならないかの頃、「新6年生になるから早速志望校を決めましょう」という内容のニュースレターを会員の皆さまに流した後にいただいたものでした。

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「塾に志望校の相談をしたら、『まだ基礎を固める時期だから成績の様子
をみて秋以降に決めれば良いですよ。』とアドバイスされたのですが、ど
ちらを信じれば良いのでしょうか。」

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 これは困りました。私たちの考え方と全くといっても良いほど逆のアドバイスをされたようですから。では、どうして志望校の決定は早ければ早いほうが良いのでしょうか。

 たしかに、右の例で塾がアドバイスしているような考え方にも一理あると思います。あまり早いうちから身の丈に合わない学校を目指しても、その対策をするだけで大変になりますからね。でも少し考えていただきたいのですが、成績の様子を見て秋以降に志望校を決めるとある重要なポイントを見逃してしまうことになりませんか?

 それは、お子さまが心から行きたい!と思う学校やお母さまお父さまからみてぜひ行かせてあげたいと願う学校を目指すことができなくなるという点です。角度を変えて言えば、偏差値というものにお子さまの大事な進学先が運命的に決められてしまうことにもなりかねないわけですね。

 もうひとつ大事な点は、志望校が決まると勉強が格段に楽になるということです。もちろん、勉強をやらなくても良いという意味ではありません。入試問題というのは多かれ少なかれ、必ず【出題傾向】が存在します。ためしに本屋さんで赤本(声の教育社出版)の冒頭部の「出題傾向一覧」をご覧になってく
ださい。出題されたことを示す記号が、横一列に帯をなしていることにお気づきいただけることでしょう。過去問対策については法則「塾のテキストは全部やってはいけない」の中で詳しくご説明していますが、ここでは【出題傾向】の存在を強く頭に入れておいてください。

 これらの理由から、志望校はできるだけ早く決めるべきだということは明白だと思います。

このコンテンツの公開日時 : 2007年04月30日 16:38

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