【逆転の法則】10回でダメなら30回。それでもダメなら…。

 これもまた、実際に会員のお母さまからいただいたご相談をきっかけに生まれた法則のひとつです。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ウチの子は暗記が苦手で…。特に漢字なんて4年生からやり直さなきゃ
いけないくらいです。だから一応、毎日3回ずつ書くように習慣づけている
のですが目に見える成果がありません。だいたい漢字って、何回くらい書
かせれば効果が出ますか?

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 本当はこの質問に、「5年生の漢字なら15から18回、6年生なら25回は書かせましょうね!」と満面の笑みでお答えしたいところなのですが、残念ながらそれだけは出来ません。

 なぜなら、お子さまが100人いればその習熟の仕方も100パターンあるからです。極端な例ですが、「薔薇」という漢字が書けるようになるまでに、たった10回の練習ですむ子と、30回練習しても足りないという子がいてもおかしくありませんよね。お子さまはひとりひとりが異なる基準を持っていて、それに達するまで練習するしかないといえます。

 ですから、暗記以外も含めてどんな分野においても「何回やれば大丈夫」というような、誰にでも通用する基準はありません。

 この法則を意識していないと、挙句の果てにこんなことを言ってしまうお母さまやお父さまがいます。まさかと思われるかもしれませんが、これをお読みの皆さまにはいらっしゃらないと思いますのであえてご紹介させていただきます。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ウチの子は生まれつき頭が良くない。だから何回やらせてもダメだ。
私も妻もあきらめています。先生、何とかなりませんか?

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 もちろん謙遜されている部分もあると思いますから、鵜呑みにしないように私も注意しています。それでも、これをお子さまがふと耳にしたら何と思うのでしょうか。「何くそ!」と言ってがむしゃらに頑張ってくれるきっかけになるかもしれません。そうなれば立派な「愛のムチ」ですが、一歩間違えるとお子さまが二度と立ち直れないくらいの絶望を味わってもおかしくないのではないでしょうか。

 きれいごとかもしれませんが、生まれつき頭の良くない、才能のないお子さまなんていないと私たちは確信しています。正しいやり方で、あきらめずに、できるようになるまで反復して勉強することで必ずよくなると信じてやみません。

このコンテンツの公開日時 : 2007年04月30日 16:35

«これを読んだ人は、他にこうしたページに関心があるようです: 【逆転の法則】偏差値の性質を正しく知らずして、志望校合格はない。 »

Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに登録