【気の持ち方】名将から学ぶ、ポジティブ思考のすすめ

 今、中学受験を目指して勉強しているほとんどの方が初めて“受験”というものを体験されるのではないでしょうか?

 ご家族としてはじめてという意味はもちろん、お母さまお父さまご自身も中学受験を経験されていないという方は多いようで、受験に向けて気持ちを落ち着かせるにも一苦労といったご相談をよく受けます。

 さらにそうしたご相談に乗らせていただいていると、どうしてもお子さまの勉強の進み具合や模擬試験、塾内テストの“一時的な”結果に一喜一憂してしまいがちな印象を拭い去れません。

 ここで、私の尊敬する野球界きっての名将、星野仙一さんにこんなエピソードがあるのでご紹介します。

 2003年、星野監督率いる阪神タイガースのある試合で6点あった差が、最終回に一気に追いつかれ、延長の末に引き分けになった試合がありました。星野監督はその後のインタビューで『負けなくてよかった』とコメントを残しています。通常6点差という大量リードに追いつかれるというのは、プロ野球ではあまりありません。当然慣れないことですから、選手は浮き足立ってしまい、試合終盤の雰囲気は完全な相手ペースという厳しい状況にありました。
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 そんな中、星野監督は「負けなければいい」という逆転の発想の元、落ち着いて一人一人アドバイスを出してその試合を乗り越えたのです。結果を見れば引き分けではありますが、プラス思考を忘れずに「負けなければいい」という最低限のところで踏みとどまったのです。そして、翌日の試合では見事勝利を収めました。これは受験勉強においても大きな気付きを与えてくれました。

 過去や現状がどのような結果であれ、その状況に惑わされて浮き足立ってしまっては、普段できるはずのこともできなくなってしまうことがあります。現実的に受験勉強は続けていかなければいけない場合がほとんどですから、そんな時こそお母さまお父さまからのアドバイスはお子さまにとって頼りがいのあるものとなることでしょう。

 この先、必ずしも望む結果だけで終わるとは限りません。そんな時こそ星野監督のように、とまではいかなくてもお子さんには最低限やらなければいけない勉強を続けるよう声をかけてあげてください。『次の受験までに何日あるから大丈夫』『いっぱいやったんだから絶対受かるよ』などプラス思考で伝えてあげましょう。

 ちなみにその2週間後の試合では、今度こそ6点差を跳ね返し逆転勝利を納め、またご存じの通り星野監督率いる阪神タイガースは2003年リーグ優勝を果たしました。

 スタディリフォームは最後の最後まで、お子さまの合格を応援しています。

このコンテンツの公開日時 : 2007年03月08日 00:33

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