【国語の勉強法】文章力は、書いてこそ身につく。

 文章を書くにあたって意識しておいていただきたいことは、「出題者の意図に沿っているか」ということです。塾の先生方もおっしゃっていると思いますし、当たり前と言われれば当たり前ですが、記述に対して苦手意識を持つお子様は、記述問題で文章を書く際、何を書いて良いか判らなくなると、まず自分の好きなように書く傾向があります。

 確かに文章を書くのが不得意であれば、「書く訓練」として、まずは好きなように書かせてみるのも一つの方法ですが、受験が目の前に迫っている6年生のお子様たちにはそろそろ点数がとれる書き方を身に付けていただけたらと思います。

 まずは「何について答えれば良いか」を考え、その上で、ポイントになる重要な語句を見つけましょう。例えば、「日本で生活をしているA君と、アメリカで生活しているB君。二人の生活のしかたにはどのような違いがありますか?」という問題であれば、「A君とB君の生活のしかたの違いは何ですか?」と聞かれているのと同じですから、「A君」「B君」「生活」という語句を入れて、「二人の生活の違い」を答えれば良いわけです。文章を組み立てて(つなげて)みると、「A君の生活は ? だが、B君の生活は … である。」と、なりますね。

 重要な語句を見つけられても、それらを使って文章を組み立てる(つなげる)というのが上手くできないというお子様もいます。であれば、残りの期間でどれだけ正しい文章を頭に叩き込めるかを考えましょう。そのためには、新聞のコラムやエッセイを読むことも一つですし、ご家庭内でも「単語」で話さず、きちんと「文章」で話すようにすることも一つです。

 例えば、コップを取ってほしい時に「お母さん、コップ!」と言って取ってもらおうとしたら、「お母さん、コップを取って下さい」と言い換えさせるようにしましょう。話す言葉にも意識させるのです。できましたら、お父様お母様とお子様の間だけでなく、子供というのは親の会話にも耳をかたむけているものですから、お父様とお母様の間での会話も意識していただけたらと思います。

 差し出がましいことも申し上げましたが、受験本番まであと少し、些細なことでも志望校合格につなげられればと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

このコンテンツの公開日時 : 2007年03月07日 22:14

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