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【暗記術をマスター】感受性が記憶を助ける
私たち、逆転合格研究会は、円周率暗唱の世界記録保持者である原口證(はらぐちあきら)さんの「記憶術セミナー」を主催させていただいたことがあります。
さて私はその原口さんと講演会の打ち合わせを着々と進めているわけですが、先日渋谷でお話をさせていただいたときにとても興味深いお話を聞いたのでこの場を借りてご紹介差し上げます。
一行目のタイトルでご想像がつく部分はあるかと思います。原口さんが100,000桁もの数字を覚えるために、円周率という全く規則性のない数列を物語に置き換えているというお話は先日のニュースレターでさせていただきました。さらにこれら膨大な暗記を支えるものとして、感受性を挙げていらっしゃいました。

ここで言う感受性とは、シンプルにお考えいただいて、楽しい、寂しい、悔しいなどという感情を抱くことです。ある日、家族で東京ディズニーランドに出かけた記憶が比較的鮮明に残っているとしましょう。それは左脳的に知識としてディズニーランドへ言ったとインプットされているだけでなく、そのときの感情がその経験をアウトプットをしやすくしているとのことです。ただ単に知識として記憶すると、それを外に出す作業、つまりアウトプット、の引き金が見つからず、結果として思い出せないということが言えるようです。
特にその中でも“悔しい”という感情は強いエネルギーを持っているそうです。テストで間違えて悔しい思いをすることは、実は大事なことかもしれません。(私は高校で野球をやっていて、その最後の引退試合で負けた記憶が今でも鮮明に思い出されます。それほど悔しかったと考えるとこの話がとてもしっくりきました)もちろん、悔しいというだけで何もしなくて良いというわけではありません。悔しいから次は間違えないようにしようという気持ちが生まれることで勉強に向かう姿勢も変わるのが良い方向に作用するのだと思います。
これを普段の勉強に応用すると、やはり一番簡単にできるのは褒めてあげることではないでしょうか。褒められることでうれしい、というのはお子さまにとって最大の宝であり、そのときの記憶をアウトプットする引き金となりえることでしょう。さらに言えば、テストの結果が返ってきたら、もし望ましい結果でなかったとしても、頭ごなしに叱るのではなく、ともにその“悔しさ”を共感してあげることが必要なのかもしれません。悔しいからがんばろう、という感情がお子さまの勉強への姿勢をただ前向きにするだけでなく、現実的な記憶力に作用すると知れば、今一度お母さまお父さまのかかわり方をより良くするタイミングなのかもしれません。



