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【算数の勉強法】図形をひらめきだけで解こうとしない。
テストの問題用紙やテキストの上下をひっくり返して問題を解いたことってありますか?
言うまでもなく、横書きの問題用紙やテキストなら左上から、国語のような縦書きなら右上から読みすすめるのが常識です。本も新聞も、そしてこのファックスレターもそのルールに従って書かれています。では、入試当日もかならずそうしなければいけないのでしょうか?
突然このようなお話をした理由は、算数の図形問題が苦手だというご相談を多くいただくからです。たしかに図形問題はできるだけたくさんの問題を解いてある程度はパターン暗記をして解き方を体系化していくべきものですが、普通の文章題以上にひらめきが必要なものだといえます。ご相談の多くはそうした「ひらめきがないから解き方を理解できてもまた同じようなものがでてきた時に解けるかどうか不安」といったものです。ひとつの考え方として、ひらめくかどうかも経験の多さでカバーできますから、あきらめずに何度も取り組むことが大切です。ただ、実際の試験などでどうしても解き方の第一歩目が思いつかないときは、その場でできる全ての試行錯誤をしなければなりません。では、その試行錯誤とはどのようなものなのでしょうか?
補助線をいろいろ引いてみる、部分的に塗りつぶしてみる(比の公式などにあてはめられる形が隠れている場合があります)、白紙部分に自分の手で問題の図形を書き写してみる(図形の構造がよく分かります)などはこれまで皆さまもよくやられているのではないでしょうか?もちろんこれらの方法で解き方が分かれば問題ありません。逆をいえばほとんどの方はココまででその問題を続けるかあきらめるかを判断しているように感じます。

ココまででもし解き方が思いつかないなら、私は問題用紙やテキストを実際に回します。そう、机の上で。もちろん試験時間中も同様です。周りが真剣に問題を解いている中でひとり問題用紙をクルクルまわしているのは少し異様な雰囲気ではありますが、意外と図形の正体が分かることがよくあります。さらに私は問題用紙を補助線などに沿って折ることもあります。
これらの方法はかなり邪道の域にあるものです。前述したように、図形といえどセンスよりは経験、つまりどれだけたくさん正しく勉強したかどうかで実力が決まります。しかし、試験本番で答えを絶対に出してやる!!という姿勢があるなら、こんな邪道なものも立派な戦術になります。自分からあきらめてはいけませんよ。



