【国語の勉強法】音読にもその効果を大きく左右するコツがある。

 国語の読解問題を解くには、文章を瞬時に理解し、自分の言葉でまとめて記述したり、正しい選択肢を見つけだす力が必要です。

 そのための勉強方法は、必ずしもテキストを開いて読解問題を解くばかりではありません。ご家庭内でできる勉強方法の一つとして「音読」があります。ただし、漫然と音読をしているだけで国語力がつくというわけではありませんよね。音読のポイントは、お子さまが読むのを誰かが聞いてあげることです。

 聞き方にも色々な工夫の仕方があります。

 一つ目は、本人が一通り読み終えた後に「この文章の登場人物は何人いた?それぞれの名前は?」などと質問を投げかけ、自分の言葉で説明させるという方法。ただ、あまり細かい描写まで聞き出すことに終始してしまうと、逆に時間の無駄になってしまうこともありますので注意が必要です。

 二つ目は、語句に注目するもの。音読では、本人が知らない言葉が出てくるとかならずそこで立ち止まります。言われてみれば当たり前のことですが、普段の黙読だと知らない言葉があっても悪気なく無視をしてしまうという認識が強まり、学習効率が高まります。ひっかかった語句は読み終えたすぐ後にノートへまとめていきましょう。特に日常生活であまり使わないような言葉(あたかも、たわいもない等)や四字熟語(以心伝心、一朝一夕 等)は要チェックです。

 三つ目は、音読の反復によって本人自身が読むスピードの上昇を実感します。こうした小さな成功体験の積み重ねは受験勉強全体に活気を与えることができます。勉強の内容が濃くなり、ストレスがたまりがちな時期を迎えることになりますが、こうした小さな喜びは大事にしていきたものですね。

 こうして分からない語句を無くしつつ、一つのテーマに対して自分の言葉で説明させることは国語力アップにつながります。ここで紹介した勉強のための題材は、初見の文章にこだわらず、今まで使ってきたテキストから取り出すのが良いでしょう。特に文章を読むことに対して苦手意識を持っているのであれば、新聞の読みやすいコラムやエッセイを読ませてみるのも一つの手です。

 いつもお話することですが、こうした勉強時間を無理に作る必要はありません。普段の勉強の中で少しでも続けて、習慣づけていくことが大切です。

このコンテンツの公開日時 : 2007年03月07日 20:52

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