【塾】春季・夏期・冬季講習の意味を知り、フル活用しよう。

 どの塾も夏休みを筆頭に、長期休暇の間は特別なカリキュラムが組まれます。それらはいわゆる“夏期講習”などと呼ばれるもので、中学受験生にとってはひとつの風物詩といっても良いかもしれません。

 これまで、こうした講習は集団塾特有のものだったようですが、最近では個別指導の塾でも夏季集中講座などを実施しているところが目立つようになってきました。

 ここでどの塾の講習内容を分析しても分かることは、6年生の夏期講習はほぼ既習範囲の復習であるということです。したがって解説の時間は少なく、実際に問題を解いてすぐに復習するという組み合わせを反復するカリキュラムが主流だと言えるでしょう。

 さて、こうした復習に偏った講習で大切なことは何でしょうか?毎日通うこと?それとも、分からないことはすぐに先生に質問すること?それらが大事なのは言うまでもありませんが、このサイトのあちこちでご紹介している通り、講習で学習するすべての部分について完璧に理解・定着していくことを要求するのは、必ずしも得策ではないということです。

 多くの塾は生徒全員が授業を受ける上で当たり障りのないようにカリキュラムを作成します。ここで逆に、ある塾の、あるクラス全員の得意不得意分野は一致するかどうか、考えてみてください。おそらくこれはありえないということがお分かりいただけるのではないでしょうか。この理由は言うまでもありませんね。生徒が100人いれば、100通りの成績表に出会うことができるのですから。

 これをお読みの皆さまの中で今までにこうした講習を受けたことがないという方はほとんどいらっしゃいませんよね。前の年の同じ講習よりは量も質もパワーアップしている場合がほとんどですからある程度の覚悟は必要です。しかし、必要以上に構える必要はありません。あくまでもほとんどが既習範囲の復習である以上、出てくるものは見たことのあるもので、かつ、塾が最重要と判断している分野です。初めて目にする範囲にくらべれば、格段と取り組みやすいでしょう。

 さらに6年生ならではの考え方を確認しておきたいと思います。それは、「塾から与えられたもの全てをこなすのではなく、お子さまに必要な部分のみをピックアップして取り組む」という戦略です。って、もうこの「ラスト1年.com(ドットコム)」で情報収集をされている皆様にとっては当たり前の考え方ですよね。言い方を変えて「捨てる勉強」というお話をさせていただいているページもありますので、そちらも合わせて参考にしてみてください。

このコンテンツの公開日時 : 2007年03月08日 20:54

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